俳優の菅田将暉が、10月7日に放送された『勇者ヨシヒコと導かれし七人』（テレビ東京系列、毎週金曜24:12～）にゲスト出演。山田孝之演じる主人公・勇者ヨシヒコら旅の一行から金と食料を奪おうとする“盗賊”を熱演。自身のTwitterに「ヨシヒコ第1話に出ます！　夢！　叶った！」とコメントし、喜びをあらわにした。

「ドラマ24」枠にて2011年の7月クール、2012年の10月クールに放送され話題を呼んだ同シリーズ。子どもから大人まで幅広い視聴者に支持され、前作終了から現在までの4年間、公式SNSや公式サイトの掲示板に続編希望の声が寄せられてきた。待望の第3弾では、新たな挑戦と斬新な笑いを加え、さらにパワーアップした内容で放送される。

第1話で、ヨシヒコたちを襲ってきた盗賊。しかし、その後ろを見てみると、盗賊の命を狙う忍者（戸塚純貴）の姿が。メレブ（ムロツヨシ）が必死に「俺たちと戦うより、先に後ろの人をどうにかした方がいいんじゃないかなぁ」と忠告するも、盗賊は忍者の姿に気づかない。一方の忍者は、何度も盗賊に向かって手裏剣を投げるも、なかなか命中せず……。

そして、ヨシヒコと盗賊が剣を交えた拍子に、忍者がヨシヒコの“いざないの剣（切っても眠るだけ）”に当たり眠ってしまう。そこでようやく忍者の存在に気付いた盗賊。「まさかこいつは……！」と、2人の間に何か関係があるようなセリフを発し「実は……」と詳細を話そうとした瞬間、盗賊もヨシヒコに切られて眠ってしまい、2人の関係は分からず仕舞いに終わった。

菅田といえば『明烏』『宇宙の仕事』『銀魂』など、福田監督作品に多く出演している俳優のひとり。この『勇者ヨシヒコ』には、レギュラーキャストのムロツヨシ、佐藤二朗のほか、過去作にゲスト出演した指原莉乃（HKT48）、安田顕など“福田組”常連俳優が多数出演しており、福田監督はTwitterにて「ヨシヒコ初回のゲストは菅田将暉、戸塚純貴という、ここんとこ、すっかり福田組を支えてくれてるヤングな2人」とコメント。

ネットでは、OAを見た視聴者の「菅田将暉がモブｗさすがヨシヒコ」「低予算のくせに豪華すぎ」といったコメントで盛り上がっていた。

そして戸塚は、カメラのピントが合った菅田の後ろに、存在がぼやけた姿で登場。1度も表情がアップで映らず、エンディングクレジットで「あれ戸塚純貴だったんだ⁉」と発覚。戸塚が主要キャストとして出演した『仮面ライダーウィザード』を毎週見ていた者ですら気が付かないほどの“贅沢な使い方”であった。

そのほか第1話には、福田監督が“一方的に大ファン”と語る、『ONE PIECE』のゾロ役などで知られる声優の中井和哉も「魔王バルザス」のキャラクターボイスとして出演した。