広末涼子、伊藤淳史の“あの役”を絶賛「伊藤さんしかいない!」

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女優の広末涼子が、9月28日(水)放送の「テレビ東京 六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス 『望郷』」(21:00~23:18)の記者会見に、伊藤淳史、原作者の湊かなえと共に出席。そこで広末が、伊藤が幼少期に演じていたキャラクター“チビノリダー”を絶賛する場面があった。

原作となった同名小説は、瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の、切なくも愛おしい人間模様が描かれた連作ミステリー短編集。今回、その中から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の三編をドラマ化。「みかんの花」は広末、「海の星」は伊藤、「雲の糸」は濱田岳がそれぞれ主演を務める。

今回、撮影の舞台となったのは、湊の出身地である広島県の因島(いんのしま)。撮影の感想を聞かれると、広末は「とても天気に振り回された現場になりました。1日目は台風で撮影ができなかったり、最終日はかんかん照りでじりじり首の後ろが焼ける音がしそうなくらい暑い日になったり……」と、大変だった様子。続けて伊藤が「やばいくらい、ずーっと雨でした」と振り返ると、湊は「何十年に一度の大雨災害だったんです」と話し、撮影中に携帯の警告が鳴るなど、過酷な撮影だったことを明かした。

そんな中、湊から2人に「因島で生まれ育っていたら、俳優になっていたか」と質問が飛ぶと、広末は「私は四国の高知出身で、島で育ったようなものなので、きっと変わらなかったと思います。民放は2チャンネルしかなかったし、オーディションもなく、情報量も少ないですし。もしかしたら逆に、身近にないからこそ憧れが強かったたり、具体的な展望や計画を考えたかもしれないです」と述べた。

一方、伊藤は「僕は地元が大好きですので、もし因島で育ったら島にずっといたいと思う気がする。違った仕事と出会えていたかなと思う」と語ると、広末は「そんなことないと思います。チビノリダーは伊藤さんしかいない! 本当に大好きだったので、因島に住んでいたとしてもちびノリダーやってください」と絶賛。それを受け、伊藤は「(当時の)記憶が本当にないんです。1つや2つ思い出話でもできたら良いんですけど……まったくない。広末さんがチビノリダーを大絶賛してくれたのが、今日一番嬉しいです」と照れ笑いを浮かべていた。

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