玉木宏、テレ東・ナナナのワガママに笑顔で対応

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テレビ東京系列にて10月5日(水)に放送される「ドラマスペシャル『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』」(21:00~23:08)の記者会見が21日、都内にて行われ、主演の玉木宏をはじめ、仲代達矢相武紗季、原作者の真山仁が出席した。

真山の社会派長編小説『売国』(文春文庫刊)を民放テレビで初ドラマ化する本作。東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木)が、大物政治家の橘洋平(仲代)が絡む闇献金疑惑の捜査に奔走していると、ある宇宙開発にまつわる疑獄事件との繋がりを発見。そして、その事件が政界と産業界の深い闇に繋がっていく……。

この日、本作で共演した俳優たちから登壇者に質問が寄せられ、玉木には萩原聖人から「俳優になろうと思ったきっかけは?」という質問が。玉木は「萩原さんが主演を務めていた『若者のすべて』というドラマにすごく影響を受けて、それを見て“20歳を超えた時に何をするのかな”と、初めて未来を想像したんです。そこからオーディションを受けたりし始めたので、そのドラマがきっかけですね」と明かした。

仲代には、草笛光子から「さまざまな役を演じておられますが、どのように演じ分けていますか」と質問が。仲代は「映画『金環蝕』でも嫌な奴をやったのですが、モデルとなった人をマネして、ねちっこくやったことが“悪”の表現としては良かったのかと。今回の役は、割とニコやかに大人しそうにして、『金環蝕』とは表現方法は違いますけれど、腹の底ではやはり悪の政治家というような、タイトルにあるように“巨悪”でした」と語った。

そして相武には、勝村政信からタイトルにちなみ「すっかり秋めいてきましたが、相武さんを眠らせない巨悪は?」という質問が。それに対し、相武は「私の質問だけ軽くないですか⁉」と不満を言いつつ「海外ドラマですね。1本見始めると止まらない。日本のドラマは朝ドラや大河じゃない限り、10話ほどで終わってしまうので。海外ドラマは1作品で24話あったり、話がずっと続いていくので、眠らずに見てしまいます」とキレイにまとめてみせた。

そんな中、同局のキャラクター・ナナナがいきなり登場。大ファンだという玉木と相武に挟まれて写真を撮りたい、仲代と握手したい、真山からサインがほしいというワガママを言うも、登壇者たちは戸惑いながら快く対応していた。

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