『釣りバカ日誌』初の連続ドラマが日本民間放送連盟賞を受賞

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テレビ東京系列にて2015年10月クールに放送された『金曜8時のドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」』と、BSジャパンにて2016年3月に放送された『火曜スペシャル「山本周五郎人情時代劇」めおと蝶』が、平成28年日本民間放送連盟賞番組部門<テレビドラマ番組>優秀賞を受賞した。

『釣りバカ日誌~』は、国民的映画「釣りバカ日誌」の初の連続テレビドラマ化作品。主人公“ハマちゃん”こと浜崎伝助を濱田岳が演じ、パートナーの“スーさん”こと鈴木一之助を、映画版で長年ハマちゃん役を務めた西田敏行が演じたことも話題となった。

また、『山本周五郎人情時代劇~』は、BSジャパン開局15周年特別企画として、時代小説の巨匠・山本周五郎の短編小説の中から江戸の長屋ものを中心に、12作品を一話完結でドラマ化したシリーズ。現代では希薄になりつつある日本人の原点“人情”を緻密なストーリーで描いたシリーズとなった。

『金曜8時のドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」』のプロデューサー・浅野太は「日本中で愛される国民的人気シリーズ『釣りバカ日誌』のドラマ化は、原作ファン、映画ファンを絶対に裏切ってはいけないという重圧との戦いでした。濱田くん、西田さんをはじめとする最高のキャスト陣と最強のスタッフ達が、全ての世代の視聴者の皆さんに“お茶の間”で愛される作品になることを目指しました。このような素晴らしい賞をいただくことができて光栄です。本当にありがとうございました」とコメント。

そして、『火曜スペシャル「山本周五郎人情時代劇」めおと蝶』のプロデューサー・瀧川治水は「BS ジャパンの新作時代劇枠として、2 シリーズ目になる『山本周五郎人情時代劇』は、難産でした。昨年9 月10 日 ロケ初日、鬼怒川決壊により、日光でのロケは水浸しで丸一日足止めを食らいました。そんなスタートの作品でした。山本周五郎原作の偉大さは言わずもがなですが、きつい制作体勢に文句も言わずついてきてくれたスタッフ、キャスト……。こうして松本清張、山本周五郎、多岐川恭、そして横溝正史と巨匠作家の原作ドラマ化を続けられることは、幸せです。本作『めおと蝶』の最後の妻のセリフ“あなたについて行きます! 私をお連れください‼”の献身の一言に全て救われ支えられていると思います。本当に、本当に、ありがとうございました」と喜びを述べた。

なおBSジャパンでは『火曜スペシャル「山本周五郎人情時代劇」めおと蝶』を、9月20日(火)21時から再放送するとのこと。

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