中谷美紀「好きです、ファンです」と告白した俳優は…

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女優の中谷美紀が、テレビ東京系列にて9月21日(水)、22日(木・祝)の2夜連続で放送される「ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』」(21:00~)の記者会見に出席。共演者の清水富美加に「ファンになっちゃいました」と告白する場面があった。

『模倣犯』は、第52回芸術選奨文部科学大臣賞や、第5回司馬遼太郎賞など六冠を達成し、これまでに単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破している大ベストセラー小説。2002 年に映画が公開されて以来、今回14 年ぶりに映像化され、テレビドラマとしては初。“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われており、未曽有の連続誘拐殺人事件をめぐり、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人等々、多くの視点から重層的に見つめた、今なおミステリーファンを魅了し続ける名作となっている。

連続誘拐殺人事件を追う主人公・前畑滋子を演じる中谷は、見どころを聞かれ「プロデューサーから固く口止めされまして、ほとんど言えないことばかりなんですが……」と困った笑顔を見せつつも「やはり犯人との対決シーン。半分主婦だった記者が、記者魂に火を点けられて犯人を追い込んでいく。その時の犯人が今まで笑顔だったのに崩壊したお顔がとても悲しくて。私たちは被害者に同情を覚えますけど、それと同時に加害者の悲しみも描かれているのが本作の醍醐味ではないかと思います」と述べた。

さらに、中谷は「清水富美加さんに泣かされましてねぇ~」と話出し「素晴らしいんです。大ファンになってしまいました」と告白。それを受け、清水が「本当ですか⁉ ありがとうございます! あとでグミを差し上げます!」と中谷に感謝をつたえるも、中谷は「グミはいらないです、ごめんなさい(笑)」と拒否。しかし「でも、好きです。ファンです」と、最後まで清水にアピールしていた。

そんな清水も、撮影中のエピソードを聞かれ「誰かの肩越しに誰かを映すという“肩なめ”の撮影で、カメラマンさんが中谷さんに“すみません、肩借ります”って言ったら、中谷さんがすごく自然におしとやかに“なんなりと”って言ったんです。“なんなりと”って言葉、セリフでしか聞いたことない! カッコいいな、美しいなと思いました。私もいつか“なんなりと”と言える女性になりたいです」と、中谷に憧れを抱いたことを明かしていた。

この日は中谷と清水のほか、坂口健太郎山本裕典岸部一徳も出席。清水は、事件に巻き込まれる高井和明(満島真之介)の妹・由美子役。坂口は、事件のカギを握る“ピース”こと網川浩一役。山本は、和明の幼馴染・栗橋浩美役。岸部は、警視庁捜査一課の刑事・武上悦郎役を演じる。

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