生瀬勝久、ヤクザの組長役でテレ東ドラマ初主演!

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俳優の生瀬勝久が、テレビ東京系列にて7月よりスタートする「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」(毎週金曜24:12~24:52)で主演を務めることがわかった。

本作は、映画化もされた『東京難民』などの人気作を持つ作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)が原作。ヤクザの組長・柳刃竜一(生瀬)が、抗争に巻き込まれた大学生・良太の家に転がり込み、なぜか絶品の料理をふるまうというストーリー。テレ東が得意とする、深夜に食欲を刺激する“夜食テロ”ドラマでありながら、“任侠×グルメ”というこれまでにない組み合わせの作品となっている。

生瀬は「ドラマの話をいただいた時は、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感じました。一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくないし、こだわりをもって料理をしているんだろうなと想像しています」と作品の印象を明かし、「『侠飯~おとこめし~』というぐらいだから、女性がつくる繊細なものとは違って、勢いや思い切りで料理を作る人物というイメージで役作りをしています。原作に登場する料理は、特別な食材ではなく、家にあるものを使って作ります。私も料理をするのが好きなので、真似したくなりましたね」とコメント。

また、テレ東ドラマ初主演、そして同局ドラマに21年ぶりの出演となる生瀬。「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加できて、非常に嬉しいです」と語り、「面白いと思うポイントは人それぞれなので、“一度見てみて”というスタンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ。気に入ったらずっと見てください」と視聴者にメッセージを送った。

本作でメガホンをとるのは、ヤクザに狙われる男を描いた映画『誘拐ラプソディー』で日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞した榊英雄。また、『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ、『あぶない刑事』シリーズをはじめ、ハードボイルド作品を得意とするセントラル・アーツがテレ東と共に制作にあたる。

榊は「大好きな原作が“ドラマ24”という素晴らしい枠でドラマ化できることを嬉しく思っています。なおかつ、名優・生瀬勝久さんに主演していただき、あこがれの制作会社のセントラル・アーツでドラマを作れることは高揚感で一杯で、今から武者震いしています。生瀬さんとは真剣勝負で挑み、新たな役者としての一面を監督として引き出すことができれば嬉しいです。ドラマの見所はアクションあり、笑いあり、泣きあり、色々な意味で百花繚乱なドラマになると思います。“ドラマ24”の中でも異色の楽しく、激しく、美味しい、面白いドラマになるよう頑張りますのでご期待下さい。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。

柳刃が身を寄せることになる部屋の住人・良太をはじめとした共演者は、近日中に発表予定とのこと。

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