神谷浩史、斉木楠雄は「損な役回り」!? 『斉木楠雄のΨ難』“史上初!?”の試みも

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7月よりテレビ東京系列にて放送を開始するアニメ『斉木楠雄のΨ難』の放送方式が決定。史上初(!?)となる朝と深夜のW放送となることが明らかとなった。さらに、神谷浩史小野大輔など、豪華キャスト陣からのコメントも到着した。

本作は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の同名漫画をアニメ化。今夏連載4周年を迎え、関連書籍の発行部数も350万部を突破、実写映画化も予定されている人気作品だ。アニメは、月~金曜日に朝の人気番組『おはスタ』(テレビ東京系列7:05~)の中で放送。そして5話をまとめた30分番組として、日曜深夜に放送される。

物語の主人公・斉木楠雄は、テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼など、何でもかんでも自由自在の超能力者。誰もがうらやむ能力だが、実は本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶だった。それ故、人前では超能力を封印し“目立たず人と関わらず”をモットーにひっそり暮らしているのだが、何故だか彼の周りにはいつも不思議な人間(生き物)が集り、次から次へと嵐のように災難が降りかかってくる。

斉木を演じるのは、『ONE PIECE』のトラファルガー・ロー役や『おそ松さん』の松野チョロ松役で知られる神谷浩史。斉木を演じることについて、「台詞は殆どないけれど、目の前で起きている事象に対して心の中でひたすら説明、突っ込みを続けるキャラクターです。これは、本当に損な役回りだなぁ、というのが正直な感想です。だって、心の中の声だからそれはあくまでイメージとしての音で、実際に喋り始めたら全然別な声だったってなんてことも考えられるじゃないですか! あ……あんまり言うと本当にそうなりそうだから、これ以上はやめておきます! ギャグって怖いなー!」とコメント。さらに、「“ギャグ×超能力”なんて何でもありなので、何が起こるか予測不可能過ぎてとても恐ろしいですが、みなさんに笑いを届けられるように頑張ります!」と意気込みを述べている。

そのほか、斉木のクラスメイト・燃堂力役に小野大輔、海藤瞬役に島崎信長(※)、楠雄の父親・斉木國春役に岩田光央、母・斉木久留美役に愛河里花子が決定。コメントは以下で紹介する。
(※島崎信長の「崎」は山へんに竒が正確な表記)

――演じる役柄について

小野:楠雄のセリフにある通り、一言で言うと「バカ」。というか、これを超える形容が出来ないほどにとにかく「バカ」。清々しいほどに「バカ」。良いやつだけどとにかく「バカ」です。

島崎:人類淘汰を目論む悪の秘密結社ダークリユニオン。その魔の手からセカイを救済するため、†漆黒の翼†海藤瞬はその右手に宿るフォース“ブラック・ビート”のチカラを以ってダークリユニオンに一人孤独な独立戦線を挑む。孤独な闘いを独り続ける†漆黒の翼†が、同じくチカラを持ったが故に†漆黒の翼†と同じ漆黒の宿命の輪廻という名の翼を背負った少年、†斉木楠雄†と出逢う刻、二人の宿命と運命の輪廻の物語の歯車が動きだす……。まあつまり、中二病です。

岩田:このお父さん、非常に天然で非常に軽くて非常に仲良くて(笑)エキサイティングでエキセントリックな家族、面白過ぎます。お父さん、やりがいあり過ぎます! あのテンションの高さ、ころころ変わる表情。シッカリと表現していきたいですね!

愛河:振り子がちぎれて飛んで行きそうな感情の振れ幅が魅力的。どちらの方向の振れ方も怖がらずに凝視してね♡

――意気込み

小野:小難しい理屈は不要だと思っています。頭で考えるのではなく、感じたままに演じたいです。メッチャ楽しみだーっ!

島崎:おっふ……! 海藤瞬役を演じさせていただけること、とても光栄に思います。原作でも一番共感ができて特に好きなキャラクターだったので、本当に嬉しいです。彼の中二病的な一面はもちろんですが、それだけではなく、シャイだったりちょっと情けなかったり、でもとっても友達思いだったりと、海藤瞬という人間のたくさんある魅力をアニメでも余すことなく皆様にお伝えできるよう、全力で務めさせていただきます。どうぞ、よろしくお願い致します。

岩田:この作品、サイキックギャグアニメというシュールで、あまり無い独特な雰囲気、世界観があって、とても面白いです! また個性的な登場人物達の多いこと多いこと(笑)。これは負けられませんよ~!! 楽しみながら緊張感を持って演じていきたいと思います。

愛河:このおかしな世界の一員になれて嬉しいです。現実世界でも夫役の岩田サンとは夫婦で息子もおりますが、こちらの世界の夫も、息子も、久留美流に愛していきたいと思います。

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