タレントの山寺宏一が、7月16日（土）公開の映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』で、19年連続で「ポケモン映画」の声優を務めることがわかった。

先日、19年MCを務めた『おはスタ』からの卒業を発表した山寺。しかし、『おはスタ』は卒業ですが、「ポケモン映画」はまだ卒業ではなかったです（笑）！」とコメントし、「今年で19作連続出演させていただけるとのこと、とても嬉しく思います。毎回役が違いますので、19作目であっても気持ちを新たに、チャレンジ精神で頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

今作で山寺演じるのは、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス役。山寺は「ジャービスは物語の鍵を握るキャラクターだと伺っていますので演じるのが今から楽しみです」と明かした。

さらに、山寺のほかにも、市川染五郎、松岡茉優、中川翔子もゲスト声優として出演。市川は、今作の主役ポケモン・ボルケニオン役。松岡は、「アゾット王国」の王女・キミア役。中川は、キミアの弟で「アゾット王国」の王子・ラケル役を演じる。3人から寄せられたコメントは以下。

＜市川染五郎＞
今回、ボルケニオン役のオファーをいただいた旨、周囲に話をしましたところ「まさか！」「イメージができない！」と大変驚かれました。アニメの声優は初めてのチャレンジなので、楽しみであり、不安でもあり……。これだけの歴史をお持ちの作品なので、ポケモンファンの皆さまの期待を裏切らないよう、良い意味で化けて、誰の声だかわからないくらいメガシンカできるよう頑張ります。

＜中川翔子＞
10年という年月をポケモンと共に冒険させて頂けるなんて、夢のようです！　この度、演じさせていただくラケルはピュアで繊細な少年です。今まで演じさせていただいた中でも最難関更新の予感がするほど、難しい役だと思いました。きっと10年という経験値を積んだ今だからこそ演じられる役だと思いますので、その経験値に10年分の感謝も込めて、体当たりで臨みたいと思います。揺れるお年頃な少年を絶妙に演じ、子どもたちにポケモンの夢と希望を届けていきたいです！

＜松岡茉優＞
ポケモンはアニメもゲームもずっと変わらず大好きで、小さい頃、家族で映画を観に行ったことも大切な思い出になっています。そんなずっと観ていたポケモンの声優を務めさせていただけることがとても光栄です。また大好きな大先輩、やまちゃんこと山寺宏一さんと共演できることが心から嬉しいです。アニメーションの声優は初めてなので自分にどこまで出来るのか緊張していますが、敬愛するやまちゃんと素敵なスタッフの方々にご指導賜りながら、ポケモンならではの感動と興奮を今年もお届けできるよう心して挑みます。夢が叶った！