中越典子、生足ピンヒールの女医役に!高畑淳子は笑わない“鉄仮面”

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谷原章介主演で、4月22日(金)よりスタートする「金曜8時のドラマ『ドクター調査員~医療事故の闇を暴け~』」(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~)の追加キャストが発表された。

本作は、架空の組織「医療事故調査委員会」が医療事故の背景に潜む闇を暴く、一話完結型のヒューマン医療ミステリー。主人公の医療事故調査員・華岡慧(谷原)の姿を通して、医療事故の背景に潜む医療関係者や患者たちの真実に迫る。

今回、華岡率いる医療事故調査委員会=MAICの第7班のメンバーとして、生足とピンヒールがトレードマークの内科医・岩崎佐和役に中越典子、飄々としていて場当たり的な言動の多い整形外科医・鴨志田三次役に田山涼成、上から目線の発言を悪気なく繰り返す癖を持つ病理専門医・早乙女篤朗役に忍成修吾、弁護士の田渕裕子役に藤井美菜が決定。

さらに、笑顔を見せることなく常に冷徹とも言える判断を下す“鉄仮面”で、慧と“不可解な因縁”を持つ間柄のMAIC統括管理官・遠山晃代役を高畑淳子が、慧の母であり町の診療所「はなおか医院」の院長先生である華岡育世役を木野花が、慧と婚約したものの2年前に病死した琴塚七海役を柴本幸が、その七海の連れ子である琴塚よつ葉役を平澤宏々路が演じる。

今回発表されたキャスト陣のコメントは以下で紹介する。

<遠山晃代役・高畑淳子>
やわらかくない世界の方の役です。そういう(官僚の方の)生活を知らないので、この役を演じている間、社会に目を向けて暮らしてみようかなと。そういう世の中の事とか、官僚とか、そういったお堅い人が周りにいない、全く違う世界で普段は右往左往して生きていますので、役をどう作るかというより、頭の中で違う回路、とにかくニュースを見て、社会の事を考えて、そういう脳を作りたいな、と思っています。……とか偉そうなこと言いながら、セリフ覚えるのに必死でもう……いまだかつて喋ったことないようなセリフばかりを覚えているので頭がパンパンです(笑)。ドラマの中には病気のことがたくさん出てきますから、病気のいろんな知識が役に立つことがあると思います。実際にはこういう組織はないのですが、世の中の仕組みとか、手術を受ける時の事とか、病気になった時のセカンドオピニオンが必要だとか、そういうことは必要になりますもんね。老いてくれば必要ですし、自分の親が老いてきたときに、自分がサポートできる立場でもありたいですし。ぜひこれをきっかけに、社会の仕組みを知っていただき、でもそういうこと無しにも面白いドラマになっていると思っています! 私はなんといっても笑わない役というのに俄然惹かれて、いつもヘラヘラ迎合して生きていますので、偉そうで笑わない役というのに一番魅力を感じている次第です。

<岩崎佐和役・中越典子>
脚本家の林さんに、「ヤンキーと知的と美しさと、すべてを持ち合わせた役」と顔合わせの時に言われて、それが本当に重くのしかかって初日は汗ばかりかいていました(笑)。シリアスな部分も入り混じったドラマなので、すごく難しいなと思いますが、佐和は楽しめる役だとも思っています。私の役はほとんどずっと生足なんですよ。36歳にして短パン履くとは思っていなかったんで。ヒールで短パン。きついです(笑)。ちょっとずつ、ブルマみたいに短くなって、そのうちハイレグみたいになるかも(笑)。意外と今までこういうはじけた役を演じる機会が少なかったので、楽しみたいと思います。ユニークな視点の医療ドラマだと思います。ドラマならではの爽快感、ギャグ感とか、現実ではありえないでしょ! っていうシーンもたくさん出てくるので。慧と娘のよつ葉の親子のストーリーも素敵でかわいくて見どころですし、班長をリーダーにした7班が、どう医療の闇に迫っていくかも見どころ。今までにない医療ドラマにできたらなと思います。

<鴨志田三次役・田山涼成>
MAICはあくまでも架空の組織ですが、このドラマは医療の大切さと面白さが詰まっています。虚構と現実が入り混じった厳しい内容になっていますが、そのストーリーの中に少しほっとする部分があってもいいなと思って演じています。実際に起こり得る問題提起的な内容も感じています。決して他人事ではありません。そんな緩急を楽しんでいただけけたら、きっと“やみつきドラマ”になること間違いなしです!

<早乙女篤朗役・忍成修吾>
医療事故をテーマにしている話なので、僕たちからすると身近な恐怖なんですが、意外と不透明で分かりにくい部分でもあり。そういうものが何となく「こういうものなんだ」、と見えればな、と。医療の現場で葛藤しているお医者さんもいるし、一方で、透明性を高めようとしている人たちがいるってことを、わかりやすく面白く演じることができればと思っています。早乙女役は自由が利きそうなので、いろいろ遊べたら……面白い、ちょっとくすぐったいスパイスになれたらと思っています。ちょっと硬めの話に思われるかもしれないですが、コミカルな部分も多かったりして、見やすいけれど、しっかりした骨太のドラマになると思うので、ぜひ楽しんでご覧ください。

<田渕裕子役・藤井美菜>
7班のキャストの皆さん、個性豊かな素晴らしい先輩方ばかりで。今回のドラマでもそれぞれ濃い役柄を演じていらっしゃるので、私も裕子らしい色を見つけて、皆さんの色に負けないように頑張りたいです。新米弁護士の役ですが、裕子がどういう志を持って弁護士として医療に関わろうと思ったのか、きっかけ、日常などを想像して役作りしている最中です。医療ドラマではありますが、医療事故や病院内部のことを扱った、今までにないドラマになるのではないかと思います。台本を読んで、これが動きがあるものになった時にいったいどうなるんだろう、と、私自身もとてもワクワクしています。ぜひたくさんの皆さんにご覧いただきたいです。

<華岡育世役・木野花>
医療事故に焦点をあて、時にはハードでかつ真摯に、医療問題に切り込んでいく医療調査員のドラマです。(育世は)明るくとぼけたキャラで、ハードな問題に取り組んでいる息子の疲れを癒す役どころです。ドラマ的にもホッと出来るシーンなので 楽しく笑ってもらえたらと思ってやっています。撮影は順調に進んでおります。ご期待ください!

<琴塚よつ葉役・平澤宏々路>
とてもワクワクしています。実はこないだ公園で「四つ葉のクローバー」を見つけたんです! 撮影でも何か良いことが起こるんじゃないかって、今からとても楽しみです。役名がよつ葉なので、皆さんのラッキーアイテムになれるように頑張ります! よつ葉は子どもとは思えないほど中身が大人だなって思います。大人のいろんな事情をよく理解していて、だからこそたくましく生きている。そんな、芯の強いよつ葉を演じたいです。

そして、第1話のゲストとして、福士誠治西村雅彦の出演も決定。福士は、手技も評判も性格も完璧な消化器外科の准教授・水川亮一役。西村は、消化器外科部長である小野寺昌典教授役を演じる。

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