お笑いコンビのサンドウィッチマンが、テレビ東京にて3月7日（月）よりスタートする新番組『わたしはワケあり成功者～ドン底からの逆転学～』（毎週月曜23:58～24:45）でMCを務めることがわかった。

同番組は、過去に特殊な“ワケ”を持ちながら成功者へと登りつめた“ワケあり成功者”の人生をひも解き、“ドン底からの逆転学”を学ぶバラエティ。初回には、『ぼく仮面ライダーになる！』『しんかんくん』シリーズで人気のワケあり絵本作家「のぶみ」がゲスト出演。かつて総勢160人の暴走族の総長で、何度も逮捕されたという過去を持ちながら、好きな女の子（現妻）からのある一言がキッカケで大ヒット絵本作家となった彼の“逆転学”に迫る。また、のぶみのヒット作品『ママがおばけになっちゃった！』の続編＆イラストラフをメディア初公開。のぶみ本人がスタジオでの読み聞かせする。

初回収録を終え、富澤は「そのままそっちの道に行かず、絵本作家になってくれてありがとうと思いました」とのぶみへ感謝を述べ、伊達も「絵本を読み聞かせていただいた時、鳥肌が立ちました。昔悪かった人ってパワーがあるんですよ。悪い事にも、ものすごいパワーを注いでいたから、繊細な仕事をする時もパワーがあるんです。僕らの同級生にも昔悪かった奴で、今はものすごく成功している奴がいるし」と感想を語った。

M－1グランプリで奇跡の敗者復活を果たし、自らも“ドン底からの逆転”を体現したサンドウィッチマン。ドン底時代を振り返り、富澤たけしは「世にでる前はずっとドン底でした。その時は周りもそんな感じだったので、さほどドン底とは感じていなかったです。戻りたいかと言われたら、戻りたくないですね」と苦笑いを浮かべた。

最後に、伊達は「この番組を見ると、人生まだまだ捨てたもんじゃないと感じるんじゃないですかね。何か迷ってる人、例えば4月から（の人生が）何も決まってない人が見れば、さまざまな部分でやる気が出ると思います」と見どころを語った。

一方、のぶみの読み聞かせで泣いたという富澤は「“自分らが死んだらどうする？遺言書の様なものを書いといたほうがいいのかな？”という話を嫁さんとよくするので、のぶみさんの絵本に共感しました」と語り「そう、いつか死ぬんです。全員死ぬんです……あなたも、いつか死ぬんですよ」と急にしんみり。そして「富澤の涙が見られるのはこの番組だけ！」とアピールしていた。