斎藤工の出世作が復活!『最上の命医2016』今夜放送

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テレビ東京系で2011年1月クールに放送された、累計200万部を突破した医療マンガの実写化ドラマ『最上の命医』が、5年の年月を経てスペシャルドラマとして復活。タイトルを『最上の命医2016』と改め、2月10日(水)の21時から放送される。

スペシャルは、前作から5年後、アメリカから帰国した主人公・西條命(さいじょう みこと)が臨時職員として働くことになった慶良総合病院が舞台。命が子どもたちを救うために挑む姿と、その奇跡が描かれる。

西條命(斎藤工)は、アメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む天才小児外科医。5年前に肝臓癌からの多発的転移で手の施しようのない状態に陥るが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐ事ができた。

5年ぶりに帰国した命は、空港からリムジンバスで移動中、車の衝突事故に遭遇。救出活動中に知り合った小児科医・三好政安(上地雄輔)が勤務する慶良総合病院が、小児科医不足であることを知り、臨時職員として働くことに。ある日、政安がぜんそくと診断した女児・杉田沙紀(足立雅)と出会う。一向に咳が止まらず、母親の恵理子(阿南敦子)は不安を感じていた。症状に違和感を覚えた命は、胸の音からぜんそくとは違う症状に気づき、腫瘍を発見する。だが政安には「人の患者に口出しするな」と一蹴され、様子を見ていた小児科医の織田玲子(斉藤由貴)からは、おせっかいは止めるよう忠告される。玲子はある事件で外科から小児科へ異動していた過去があり、極端にリスクを嫌うようになっていた。

沙紀は手術をすることになり、執刀医の三好永逸(大河内浩)は生まれつきの腫瘍と見立てた手術を行なう。急用で沙紀に付き添えなくなった恵理子の思いを聞いた命は、手術に立ち会うことにするが、実はこの腫瘍にある疑念を抱いていて……。一方、心の傷を抱えながら医師を続けてきた玲子は、海外赴任する恋人の武井剛司(飯田基祐)からプロポーズを受け、心が揺れる。

そんな中、政安の甥・久輔(須田瑛斗)の肝臓から、寄生虫の多嚢胞エキノコックスが見つかる。しかも嚢胞が多すぎて手の施しようがない状態。政安は命とともに奔走。世界でも前例がないある治療法を思いつき、院長の北条千影(船越英一郎)に許可を求めるが……。

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