高橋みなみ「正直ショックでした」本格的ソロ活動をスタート

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AKB48の高橋みなみが、2月3日(水)に放送される『今 知っておきたい 世界のキケン地帯に住む人々』(テレビ東京系列、21:00~22:48)の取材会に出席。番組にかける意気込みや、AKB48卒業後の展望などを語った。

同番組は、普段は決して足を踏み入れることがない世界の“キケン地帯”に潜入し、日本人が知らない想像を超えた世界に迫るドキュメントバラエティ。高橋は、フットボールアワーの後藤輝基と共にMCを担当する。

タイを訪れ、人身売買の被害者女性を取材した高橋は「タイはお洒落で、観光地だというイメージを抱いていたのですが、“素晴らしい発展の裏側で見えない何かがあるんだな”と感じました。知らないことが多すぎたと、正直ショックでした」と驚きをあらわにし、「同じ年代の女性が、国が違うだけで“こんなに夢が見られないんだ”という現状を知り、日本に生まれて幸せだと改めて感じました。(この現状を)知ったからには、この番組を通じて何か伝えなければならない義務があると思います」と番組の持つ意義を述べた。

また、実際に被害者女性から話を聞き、「解放されてから時間は経っているのですが、昔感じた辛さや経験が深い傷として残っているんです。せっかくお会いさせていただくので、聞きたいことを聞こうと思い“なぜここで生活しているんですか? 帰りたくないのですか?”と伺ったら、涙を流しながら“帰りたい”と言っていらっしゃったのを見て、苦しくなりました」と、険しい表情を見せた。

さらに、「世界の問題と向き合う真面目な番組なので、こういう危ない、キケンな番組はあまり若い方は見づらいと思うのですが、ぜひ見ていただいて、感じてほしいです。同世代の人たちに広めていきたいです」と視聴者にアピールした。

4月にAKB48からの卒業を控える高橋は、この番組で本格的なソロ活動をスタート。「グループにいると話す事が多い役割なんですけど、外に出てみると全然素人ですし、ゼロからのスタートなので、後藤さんという素晴らしいMCの方が隣にいらっしゃるので、たくさん学ばせていただいて、次に繋げていきたいな」と、今後の展望を述べていた。

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