レオナルド・ダ・ヴィンチが「モナ・リザ」を悪魔に売却した理由

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1月8日(金)に放送される特別番組『古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議大百科 第3巻』(テレビ東京系列、21:00~23:08)で、ルネサンスを代表する画家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナ・リザ」の真実がついに明かされる。

ビートたけしが編集長として7つに収まりきらない世界の不思議を網羅する『新・世界七不思議大百科』。第3巻となる今回のテーマは、「歴史を変えた謎の美女!」。その中でも、誰もが知っている世界屈指の絶世の美女「クレオパトラ」「モナ・リザ」「卑弥呼」を紹介し、3人の美女にまつわる歴史的遺産の謎を読み解く。

レオナルドがフィレンツェの街で「モナ・リザ」を描き始めたのは、52歳の時。“「モナ・リザ」のモデルは誰なのか”という美術史における長年の謎は、2005年に見つかった古書の書き込みから、フィレンツェの富豪の妻・リザだと特定された。しかし、レオナルドは「モナ・リザ」を絵の注文主だった富豪に渡さず、ずっと手元に置き、亡くなるまでの15年もの間加筆を続けた。

晩年、レオナルドがイタリアからフランス・アンボワーズへ渡るときには、数点の絵とともに「モナ・リザ」もあった。しかし、レオナルドが1519年アンボワーズで客死した際の遺言状には「モナ・リザ」に関する記述はなかった。実は「モナ・リザ」は、レオナルドが存命中に当時の王フランソワ1世に売られていたのだ。フランス国立公文書館には、レオナルドの絵画が2604ルーブルで売却された際の領収書が残っている。絵の売り主は、サライという名のレオナルドの弟子。サライとは悪魔を意味する名前なのだが、レオナルドはなぜ悪魔と呼ばれる男に、最も大切な絵「モナ・リザ」を譲ったのか。

歴史資料の検証に加えて、「モナ・リザ」に秘められた2面性について、多摩美術大学の西岡文彦が解説。スタジオで「モナリザ」の驚くべき真実を解き明かす。

そのほかにも、卑弥呼と邪馬台国の謎やクレオパトラ別人説について調査する。

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