12月24日（木）に開幕となったミュージカル『テニスの王子様』の3rdシーズン青学VS山吹の公開ゲネプロが24日、TOKYO DOME CITY HALLにて行われ、熱気あるステージを報道陣に見せつけた。ゲネプロ後に行われた囲み取材には、越前リョーマ役の古田一紀、桃城武役の眞嶋秀斗、千石清純役の森田桐矢、亜久津仁役の川上将大が出席。公演の見どころや意気込みを語った。
ミュージカル『テニスの王子様』は、「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）にて連載された大ヒット漫画を舞台化したもので、通称「テニミュ」と呼ばれている。今年2月に「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」がスタートし、東京・福岡・愛知・大阪での公演を経て、台湾・香港のファンを魅了。そして、24日から3rdシーズン3作目となる「青学VS山吹」が幕を開けた。
注目シーンを聞かれ、古田は「亜久津との試合のシーンは、初めて原作で読んだときに感動したシーンなので、そのときの感動をお客様にも伝えられるように頑張ります。亜久津は個人的には実際にいたらものすごく怖いと思うんですが、そんな亜久津に臆せず立ち向かうリョーマが素敵だと思うので、特に観ていただきたいです」と語り、眞嶋は「今回は青学の校内戦のシーンも登場します。あっけらかんとして明るくて、競い合って強くなる青学らしい姿をぜひ観てください」と呼びかけた。
本公演からテニミュに参加する森田は、「くせ者の桃城、くわせ者の千石の2人の戦いをぜひ楽しんで観てください。原作に忠実な“だましだまされ”のかけひきが特に見どころです」と明かし、同じく初参加となる川上は、「なにもかもが初めてのことで緊張して不安ですが、それ以上にワクワクしているので、すべての公演を突っ走ります！ 亜久津らしい迫力のあるところを前面に出していきますので、新曲の亜久津のソロ曲など楽しみにしてください」と意気込んだ。
また、テニミュ3rdシーズンから山吹に新たなキャラクター・新渡米稲吉が加わることについて、川上は「原作ではあまり描かれていませんが、新渡米と喜多がどんなキャラクターなのかもわかると思いますので、楽しみにしていただければと思います」と自身を見せた。
公演初日となった12月24日は、主人公・越前リョーマの誕生日。古田は、「ほかにもクリスマス、大みそか、正月三が日、節分、バレンタインなど公演中に行事がいろいろとあり、公演以外でも楽しんでいただける企画もありますので、ぜひそちらも楽しみにしていただきたいです！」と、ファンにメッセージを送った。
