竹中直人、千葉雄大にメロメロ「可愛くて楽しかったな~」

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2016年1月6日(水)に放送される新春特別番組ドラマ『彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ~』(テレビ東京系列、23:58~)が、12月20日にクランクアップ。主演の千葉雄大とヒロインのテイラーが、撮影を終えての感想を語った。

日本の職人にスポットを当てた、史上初の“インバウンドラマ”である本作。本物の職人が登場し、臨場感あふれる職人技に迫りつつ、ヒロインのカナダ人女性の目を通して改めて感じる、古き良き日本の伝統技をベースに物語が展開する。

主人公・和田巧役を演じた千葉は、「最初は“ちょっとかわいいな”、でも同じシーンですぐに“この子ちょっと苦手かも”、そのあと一緒に大阪・金沢へと行くことになったと思ったらその中で恋をして、という短い時間の中にマリーに対するいろんな感情が詰まっていたドラマでした。巧を演じていて、すごく面白かったです」と感想を述べた。

ヒロイン・マリー役を演じたテイラーについては、「撮影が始まってからは“相当練習したんだな”って思えるほどにセリフを吸収していました。リハーサルの時からとても上達してましたね。ほんとにすごいなって思ってました」と明かし、「ドキュメンタリー的要素を含む、普通のドラマとは一味違ったドラマになりました。本物の職人さんたちと一緒に作ったドラマです。まだお正月気分が残っている中で、文化的な面でも楽しんでいただけると思うので、のんびりと見てください!」と視聴者にメッセージを送った。

本作で演技に初挑戦したテイラーは、「はじめてのドラマでマリー役を演じさせていただき、とても楽しかったです。セリフには初めて使う言葉が多く、日本に住んで1年ほどの私には、限られた時間で覚えること、正しく発音することは難しかったのですが、レッスンなどの時間を設けて助けていただいたりと、スタッフさんたちのおかげで自分のベストを発揮することができました。本当に感謝しています。嬉しかったのは、撮影中に日本語をあえて下手に話して欲しいと言われたことです。ちょっとショッキングでもあり、でも上手に日本語が話せていたのかな、と思えた嬉しい瞬間でした」と喜びを語った。

日本文化が大好きだというテイラー。本場の職人とふれあい、「とても感銘を受けました。多大なる時間と労力をかけて為される彼らの技術とその仕事ぶりは、カナダでは珍しく、本当に見事で。これからの人生においても忘れることのできない瞬間になりました。日本がやっぱり大好きです! わたしが撮影で感じた楽しさや興奮を、皆さんにも感じていただけたらと思います。皆さんに幸せで素敵な新年がおとずれますように!」と日本の良さを再確認していた。

さらに今回、追加キャストとして竹中直人、秋本奈緒美、ミッキー・カーチス、街田しおんの出演も決定。匠の技のうんちくを語る、重要なキャラクター・轟大二郎役を演じる竹中は、「千葉くん・テイラーさん、若い人たちはいいですね、ピチピチしてて。これからの可能性をいっぱい秘めている。千葉くんが可愛くて楽しかったな~。目の前で“堺の包丁”を見たのですが、もう“刀”なんですよ! あれには感動しました。職人技というのは推し測れないほどの歴史が積み重なっていますから、それらがどんな仕上がりになっているのか、僕も視聴者として実に楽しみにしています」と見どころを語った。

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