小栗旬が吉田鋼太郎の“恋の相談役”に

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俳優の小栗旬が、2016年1月クールのドラマ24『東京センチメンタル』(テレビ東京系列、毎週金曜24:12~)に出演することがわかった。

本作は、東京・言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の職人で、私生活では女性関係にだらしがなく、3度の離婚経験者・久留里卓三(吉田鋼太郎)の日常を描いた、完全オリジナル作品。小栗は、卓三の恋の相談役で蕎麦店店主である荒木役を演じる。

「荒木」という役柄について、小栗は「何者かもよくわからず、蕎麦屋らしいこともあんまりしていないのですが、一緒に酒を飲みながら卓三さんの話を聞いてるという人物。でも卓三の相談に乗りながらいつも、“きっとこうなるんだろうな……”ってことを予感しているところが面白い役だなと思います」と印象を語った。

また、「吉田に無理やり“出ろ”と言われて出演を決めた」と明かした小栗は、「台本を読んで、まるで鋼太郎さんのために書かれた本だなって思いました。皆さんよく鋼太郎さんのことを分かってらっしゃるなって。久留里卓三は、本当にそのままの鋼太郎さんです。普段からこんな会話を2人でしているなって。2人で一緒の作品に出ても、これまではあまり喋らないことが多かったのですが、今回は2人の会話シーンが多くて、そこもまた楽しんでます」と楽しんで撮影を行っている様子。

さらに、「本当に懐かしい感じがする、鋼太郎さんのいいところがいっぱい出ているだろうと思える作品です。僕も観るのを楽しみにしています」と作品の見どころを語った。

そして今回、第1話で卓三が思いを寄せることになるマドンナ・山村里美役に、草刈民代が決定。草刈は、「吉田鋼太郎さんとは蜷川幸雄さん演出の『ヘンリー六世』で共演させていただいております。再びご一緒させていただき、鋼太郎さんがモテる理由が良く分かりました。懐が大きく男らしいのだけれど、どこか細やかで柔らかく優しい大人の男性。カッコいい!! 何よりも、そんな鋼太郎さんと芝居をするのがとても楽しかった! 外のシーンが多く、雨にも見舞われましたが、2人でずぶ濡れになったのは良い思い出です」と振り返った。

また、本作の監督・三木康一郎のこだわりの撮影法についても言及。「一度は訪れてみたい下町の名所やお店を背景に、鋼太郎さん演じる卓三さんや、彼を取り巻く人々の恋模様が綴られていく、ほのぼのと楽しい作品です。ほっこりした気分を味わっていただけると思います。ぜひご覧ください!」と、コメントした。

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