台湾の人気ゲームがアニメ化!テレ東と共同製作で2017年放送予定

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中華圏で人気のゲーム『軒轅剣(けんえんけん)』が、テレビ東京と台湾企業との共同製作でアニメ化することがわかった。

『軒轅剣』は、台湾のゲーム会社「大宇資訊股份有限公司」(以下ソフトスター社)が開発したゲームで、中国戦国時代の墨家という学派が残した“機関”と呼ばれる動力装置や科学技術をめぐる壮大なストーリーと、機関獣という斬新な戦闘キャラクターを使ってのバトルプレイが多くのファンを引き付けている。1990年に第一弾が発売されてから、今年25周年という長寿シリーズで、これまでに本編・スピンオフ合わせてPC版12作品がリリースされ、中華圏でのプレイヤーは延べ8,000万人に達している。

ゲームの人気を受けて、これまでノベライズ、コミック、実写スペシャルドラマ化などを展開。ドラマは高視聴率を記録し、ネット配信でも26億回を超える再生数を叩き出している。今回は満を持しての初のアニメ化。数あるエピソードの中から、ゲームのファンの間で特に人気の高い“蒼之濤(そうのとう)”をベースに、アニメならではのストーリーも盛りこんだ作品になる予定だ。

ソフトスター社はこの先も『軒轅剣』の新作のリリースを予定しており、アニメは2017年、まず中華圏での放送と配信開始を目指している。その後、アジア、欧米への展開を予定しているとのこと。続報に期待がかかる。

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