観月ありさ、“文楽”に触れ「すごくいい勉強になりました」

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女優の観月ありさが、BSジャパンで1月3日(日)に放送する『日経スペシャル 招待席~桐竹勘十郎文楽の深淵~』(17:30~18:54)のMCを務めることがわかった。

日本が世界に誇る伝統芸能「文楽」にスポットを当て、さまざまな角度からその魅力を伝える同番組。「文楽」の世界を、人形遣い・桐竹勘十郎の舞台を中心に紹介する。さらに、この番組でしか見ることができない、桐竹とチェロ奏者・宮田大による生セッションも実現する。

番組の収録を終え、観月は「和の世界というのは、職人芸だなと改めて思いました。文楽は人形で表現していますけど、自分が俳優としてお芝居している形の基盤になっているんだなと間近で見て感じました。本当にすごくいい勉強になりました」と、文楽に感銘を受けた様子。また、「勘十郎さんも仰っていましたが、人形の顔の向きであったり女性のしなやかな動きと男性のダイナミックな動きは芸の基盤になっています。当然お芝居をする場合、私は自分の身体を使ってやりますが、表現する方法の基本は同じなんだなと思いました」と、自身の「女優業」との共通点を感じていた。

さらに、伝統文化を発信していく番組のMCを務めてみて、観月は「最近、私自身も日本の伝統芸の演目を芝居で演じたり朗読劇で読んだりすることが増えてきていますが、古典的なものに少し疎かったので、視聴者の皆さんと一緒に和の世界を突き詰めていく良い機会になると思います」と話し、「解説がありながら演目も見られる番組というのは少ないです。和の世界は奥深いので、どこから手を付けていいのか分からない人も多いと思いますので、視聴者の皆さんと同じ目線でこれからも見ていきたいです」と意気込んだ。

最後に、「和の世界に疎くても、この番組を見れば一目瞭然。すぐに基本のところは分かるので魅力的だと思います。普段、こういった伝統芸能と接する機会というのは自分で作らないと見る機会がないと思うので、この番組を見たことで文楽や伝統芸能に興味を持ってもらえればいいなと思います。番組ならではのコラボレーションを見られるのも新しいと思います」と見どころを語っていた。

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