テレビ東京系列、金曜8時のドラマ『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』（毎週金曜20:00～）がこのほど、約3か月に及ぶ撮影を終え、無事にクラックアップを迎えた。

主役のハマちゃんを演じた濱田は、「正直、最初は『釣りバカ』という大きな看板を背負い、“あの”ハマちゃんをやるというのはとっても大きなプレッシャーでした。辛く思う時もありました」と明かし、また「撮影に入ったあとは、こんなすてきな環境というか……みんなにハマちゃんを創ってもらったなって心の底から思います。みんながノセてくれるからハマちゃんになるし、監督をはじめスタッフのみんなが場所を完璧に整えてくれて、そこに立たせて貰っただけですから。こんな現場には、もしかしたらもう巡り合えないんじゃないのかなと思うくらい、僕にとっては財産になる3か月だったな」と、撮影を振り返り、涙を流しながら感謝を述べた。

その他キャストからもコメントが寄せられた。

＜小林みち子役　広瀬アリス＞
あっという間でした。撮影期間は3か月と長かったのですが、クランクインしてから今日までが、充実していてほんと一瞬に感じました。自分にとってものすごく財産になりました。素敵な作品に参加させて頂いてとても光栄だなと思いました。撮影が終わってしまうのは、すごく寂しいですね。みなさん、何をしても笑ってくださりますし（笑）、いろいろお話もできましたし。こんなに温かく見守ってくれたスタッフさんがいたからこそ、自分がこうしてお芝居しやすい環境でみち子を演じられました。ほんとに感謝しています。

＜佐々木和男役　吹越満＞
濱田くんの気持ちがよくわかるっていうか……本当に同じ気持ちです。撮影が終わらないで続いたらいいのになぁと本当に素直にそう思います。 だいたい、他の現場じゃ手を抜いてるんですけど（笑）、こんな自分が自然に“バンバン佐々木”になれたのは皆さんのおかげです。嬉しかったです。長い付き合いになったらいいな。本当にお疲れ様でした。有り難うございました。

＜鈴木一之助役　西田敏行＞
いやあ、ほんとに楽しい現場でした。本当に離れ難いです。まあ素晴らしい出会いだったと思います。キャストはもちろんスタッフの皆さんとの素晴らしい出会いで、素晴らしい仕事が出来ました。こういったテイストのドラマが少ない昨今、やっぱり『釣りバカ日誌』というドラマが持っている底力を感じました。そして新しいハマちゃんと新しいみち子さん、ふたりのキャラクターに出会えたのも、とっても幸せなことでした。

＜監督　朝原雄三＞
面白かったですね。テレビの現場は、ある意味映画以上にチームワークが試されたと思います。そんな環境の中、すごく良いチームで撮れたこと、とても光栄に思っています。また、ハマちゃんが若くて動けるというのが新鮮で魅力的でした。みち子さんもそうですが、新しいキャストに出会えたというのは、僕にとって新鮮な刺激となりました。