俳優の千葉雄大が、2016年1月6日（水）に放送される新春特別番組ドラマ『彼女が恋した職人さん～マリーは匠に首ったけ～』（テレビ東京系列、23:58～）で主演を務めることがわかった。

日本の職人にスポットを当てた、史上初の“インバウンドラマ”である本作。本物の職人が登場し、臨場感あふれる職人技に迫りつつ、ヒロインのカナダ人女性の目を通して改めて感じる、古き良き日本の伝統技をベースに物語が展開する。

実家が小さな工場で、父親は三代続く職人。しかし、そんな地味な家業が嫌いな主人公・和田巧役を演じる千葉は、「“日本文化”や“和”に関して興味はありつつも、広く浅い知識しかないので、外国人の友達の質問に答えられず恥ずかしい思いをしたことがあります。だから、和文化を知らない大学生の役というのは、若干、自分と重なるところがあるかもしれません。今回のドラマを通して自分も“和”に関して勉強できたらなと思っています」と意気込みを述べた。

また、これまで数々の“異色ドラマ”を生み出してきたテレ東の深夜ドラマ枠について、「役者さんたちがイキイキしていて、型にはまりすぎずいろんなことができる」と印象を語り、「今回その枠のドラマに出演することができるのは嬉しいです」と喜んだ。

ヒロイン役を務めるのは、日本に来てまだ1年、演技初挑戦の美人カナダ人モデル・テイラー。実際に日本文化が大好きだというテイラーは、「初めてのドラマ！　とってもわくわくしていますが、緊張します！　皆さんと一緒にお仕事ができること、そしてたくさんの日本文化に触れられること、今から本当に楽しみです。日本語の発音やアクセント、間違えないように頑張ります！　皆さんぜひ、『彼女が恋した職人さん』をお楽しみに！　よろしくおねがいします～♡」と気合い十分な様子。

千葉は、「ヒロイン役のテイラーさんが非常にかわいいので、同じく“かわいい”と言われる役者としては、負けないようにがんばりたいと思います（笑）。みなさん是非楽しみにしてください！」と視聴者に呼びかけた。

【ストーリー】カナダ人女性のマリー（テイラー）は、大学で「日本の職人の技」をリポートするために来日。とある理由で職人が嫌いな大学生・和田巧（千葉雄大）は、大学の恩師の頼みでマリーをアテンドすることに……。包丁職人や金物職人、着物職人など、訪ねる職人たちの深い匠の技と秘めた職人の心に、マリーは大感激。最初は気乗りしなかった巧も徐々に惹かれていく。そんなマリーの来日にはとある目的があった。日本にどうしても会いたい人がいるのだという。しかしその人の手がかりは、“和の職人”である、ということだけ。マリーが探している和職人とは？　なぜマリーはそこまで必死に会おうとしているのか？　そして、巧が職人を嫌う理由は実は彼の生い立ちにあった……。2人それぞれが秘めた想いを持ちながら、匠の技に迫る旅が始まる。