東山紀之主演『信長燃ゆ』に寺尾聰、石丸幹二の出演が決定

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東山紀之を主演に迎え、2016年1月2日(土)に放送される新春時代劇『信長燃ゆ』(テレビ東京系列)に、寺尾聰と石丸幹二が出演することがわかった。

直木賞受賞作家・安部龍太郎の同名小説を原作とした本作は、天下統一を志した織田信長(東山)の野望の真実に迫る歴史大作。「天下布武」を掲げ、破竹の勢いで天下人へ昇る信長と、信長に憧れと嫉妬の念を持つ関白・近衛前久との対決を縦軸に、武家と朝廷の対立に巻き込まれながら信長と深い関係に陥っていく親王夫人・勧修寺晴子や、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康など信長の周囲を取り巻く人間ドラマを交えつつ、「本能寺の変」までの約1年半の間をスリリングに描く。

信長の天下統一を阻む朝廷の要人・近衛前久役を演じる寺尾は、「東山くんが作る信長の生き様、強さというものに近衛前久として立ち向かうのが楽しみです。自分の方が多少キャリアが長いので、後ろから支えることができたらいいなと思っています。東山くんは誰に支えられなくても一人で立っていられる男だけど(笑)。でも、織田信長という役は一人ではできないから、その相手として、彼の作りたい信長像に一歩でも近づけられるようになれたらいいなと思っています」と意気込み。

信長を裏切り本能寺の変を起こす明智光秀役を演じる石丸は、「戦国時代については、これまで小説を読むばかりで演じる機会がなかったんです。明智光秀はどういう思いで“本能寺の変”を起こしたのか。諸説ありますが、今回の描かれ方はすごく好きです。明智は耐えに耐え、迷いに迷った挙句に行動を起こしている……。男としてその生き様に共感するものがありました。この役と巡り合えてよかったと思っています」と、役に対する思いを語っている。

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