吉田鋼太郎が55歳バツ3役で連続ドラマ初主演

公開: 更新:

テレビ東京で昨年末に放送された特番『東京センチメンタル』が、2016年1月クールの「ドラマ24」枠で連続ドラマ化することが明らかになった。特番に引き続き、主人公・久留里卓三役を演じるのは俳優の吉田鋼太郎。吉田が連ドラで主演を務めるのは、今回が初となる。

本作は、東京・言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の職人で、私生活では女性関係にだらしがなく、3度の離婚経験のある久留里卓三が繰り広げる日常を描いた、完全オリジナル脚本ドラマ。「くるりや」のアルバイト店員・須藤あかね役に高畑充希、卓三の昔なじみで理容店の店主・柴田幸吉役に片桐仁(ラーメンズ)、卓三の過去を知る謎多き女・玲子役に大塚寧々と、豪華俳優陣が集結した。

演じる役柄について、吉田は「下町で和菓子屋を営む腕の良い和菓子職人という真面目で実直な一面を持ちつつ、離婚歴のある独身で、カメラや食べ歩き、散歩が趣味という自由人でもあります。すぐに恋に落ちてしまうのが弱点でしょうか。知り合った女性が、自分に気があると思い込むのが特技です。酒好き女好き、そして自由が好き。まるで吉田鋼太郎自身のような人物です」と魅力を明かし、「連ドラ化のお話をいただいた時は、俄には信じられない気持ちでした。大変光栄な身に余る事だと思うと同時に、是が非でも皆さんに喜んでいただけるドラマにしなければ、自分が主役をいただいた意味がないぞと、身の引き締まる思いでした。やれる限りの事をやりつつ、途中で息切れしないように、ある程度久留里卓三という役を楽しみながらやっていこうと思っています。毎回登場する美しいマドンナ達にお会いするのも大変楽しみですし!」と主演の意気込みを語った。

また、特番に引き続き出演となる高畑は、「特番の撮影していた時からもう一年近く経ったのですが、和菓子屋さんで鋼太郎さんと挨拶を交わした瞬間に、くるりやでの出来事が昨日のことのような感覚に陥りました。不思議。ドライで肝が座っていて、ちょっぴりチャーミングなあかねちゃんに再会出来てとても嬉しいです。のんびりほっこり、頑張ります!」と語り、同じく片桐も、「“ちょい悪オヤジ(死語?)界”のスター、吉田鋼太郎さん以外の人選はあり得ない、『東京センチメンタル』が祝連ドラ化! 東京の色んな町も見れるし、毎回ゲストで出る女優さんはキレイだし、楽しみっす! ロケハン大変だろうな~。僕は、卓さんの色々な“過去の女性”を知っている近所の床屋さんです~。この役好き」と喜びを述べた。

今作から出演することとなった大塚は、「今までの雰囲気を壊さないように頑張りたいと思います。頂いている台本の中で感じる“玲子”は、さっぱりしている性格だと思うので、そういうイメージを出していけたらなと思っています。さっぱりしている中にも、いろんな事情がきっとあるはずです。大人の女性として、それを含みつつ抑えつつ、でも表面はさっぱりと……、な玲子を演じていきたいです」とコメントを寄せている。

PICK UP