秋元才加、以前から熱望していた「女郎」役で時代劇初挑戦

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元AKB48の秋元才加が、BSジャパンにて10月13日(火)に放送される『山本周五郎 人情時代劇』の第2話「夜の辛夷」で女郎役を演じることがわかった。秋元が時代劇に出演するのは今回が初となる。

秋元が演じるのは、実際は24歳だが客には18歳の偽り、里子に出した子どものために必死に生きる女郎・お滝。過去の出来事から男と悪人を憎み、凶状持ちが来たら岡っ引きに訴人して金を稼いでいたが、ある日客としてやってきた元吉(忍成修吾)に惹かれていく、という役どころ。

時代劇に出演したくて日本舞踊を習っていたという秋元は、「現代のお芝居とどう違うのか、どう取り組めばいいのかわからなかったので、はじめは緊張しました。ですが、かつらをつけて江戸の町のセットに入ったら、スッとその世界に入っていけました」と明かし、「監督からは、初日に“僕はあまり演出をつけないです。あなたが思ったようにやってもらえれば”と言われたんです。なので、自分でいろいろと考えながら、思い切り自由にやらせていただいています。出来上がったものを見るのが楽しみです」と手応えを感じている様子。

以前、「やりたい役は?」と聞かれて「女郎」と答えたことがあるという秋元。「五社英雄監督の『吉原炎上』を見て、気の強い女性、自分の体一つで強くしたたかに生きていく女性というのに挑戦したいと思いました。でも、大柄だし顔もハーフではっきりしているので、時代劇のお話はなかなか来ないかなと思っていましたから、こんなに早く叶ってびっくりしています。でも、周りの方をみると、私一人顔が濃いんじゃないかなという不安はあります(笑)」と喜びを語りつつ、不安も明かした。

また、「女性同士の世界での争いの中にある人情や、お滝の生き方や信念を揺るがしてしまうほどの出会いとなった、元吉との恋愛をめぐる人情、そんな人情劇、ドラマを見ていただきたいです」と視聴者に向けてメッセージを送っている。

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