城島茂、TOKIOメンバーを重機に例えて「僕は安全確認をするヘルメットでいたい」

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TOKIOのリーダー・城島茂が7日、テレビ東京にて行われた『最強重機王決定戦!トップオブガテンアスリート』(10月初旬放送)の記者会見に出席した。

同番組の主役は、日々さまざまな現場で重機を操り、家や職場などの社会の基盤を支える“ガテン系”の人たち。その鍛え抜かれた技術力、チームワーク、操縦力、さらに己と会社の意地とプライドをかけ、重機を使った真剣勝負に挑む。20トン超えの重機が勢揃いし、4日間におよぶ壮絶な熱闘が繰り広げられるほか、自身も重機免許を持ち、重機歴18年という城島も重機パフォーマンスを披露する。

取材の前に本編を3分間に凝縮したダイジェスト映像を見て、城島は「泣きそうになってしまいました。この熱は我々スタッフにしかわからないんじゃないかな(笑)。“突っ走ってる感”がテレ東さんらしくて、他局では絶対できない。どの町にも工事現場があって、普段僕たちは何気なく通り過ぎてしまうのですが、そこにはプライドや色々な思いが詰まっていて、今回番組に携わらせていただいて、改めてその熱い思いを感じることができました」と感想を語った。

収録では、城島もそれぞれの対決を体験し、「僕自身、重機の免許を持っていたので、自信はあったのですが、想像を絶するレベルの高さでした。2020年の東京五輪を前に、この番組ですごい戦いが繰り広げられた感じです」と明かし、「普通に自分の手でジェンガするだけでも難しいのに、重機を使ってジェンガをして、勝負が延々と終わらないんですよ。最長9時間かかった対決もありました。僕は別の生放送番組があって途中抜けたのですが、戻ってきてもまだやっていたんです(笑)」と収録の裏話を暴露し、記者の笑いを誘った。

そんな中、「TOKIOのメンバーを重機に例えると?」という質問が飛び、「山口達也は“ホイルローダー”ですね。力持ちというか、昔からドッシリ構えている。担当楽器がベースということもありまして、縁の下の力持ちというか、屋台骨というか。何でもパワーでいく安定感がホイルローダーとかブルドーザーですね。国分太一は、とても器用なので“油圧ショベル”。色々な使い道があって、小型もあったり大型もあったり、オールマイティーな重機です。松岡昌宏は、アスファルトを整える“ロードローラー”かな。僕たちが1994年にデビューした時、“アイドル冬の時代”と呼ばれたくらい歌番組がない時代だったんです。アイドルって、先輩方や事務所にレールをひいてもらうんですが、その時はレールどころか荒れ地だったんです。だけど、松岡だけは冷静に荒れ地を舗装し固めていってくれました。“影のリーダー”と僕は呼んでいます。長瀬智也は、破天荒なスケールの大きさが“クレーン車”じゃないかな。最初出会った頃はまだ小学生で、ランドセルを背負っていたのですが、いつの間にか背を追い抜かれてしまって。TOKIOの音楽は彼がプロデュースしているのですが、本当にスケールが大きくて、でかい男になったところでいうと、花形の“クレーン車”だと思います。こうやって、色々な重機がありますけど、私は安全確認をするヘルメットでいたいです」と、“メンバー愛”あふれるコメントを述べた。

最後に、改めて重機の魅力を聞かれると、「建設現場は死と隣り合わせ。仕事とは何でもそうなのですが、中でも厳しい世界だと思います。重機の免許を取ったのは番組がきっかけですが、真剣に向き合わないと失礼だと感じました。重機を見ると興奮してしまうんですよね。例えば、女性がファッションショーを見て“素敵だな”と思うのと一緒で、僕にとって建設現場に重機が並んでいると、そこがランウェイに見えちゃうんです(笑)」と“重機愛”を語った。

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