『テニミュ』ルドルフ戦が開幕!ノムタク加入で「2ndとは違った聖ルドルフをお見せできる」

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9月5日より開幕となったミュージカル『テニスの王子様』の3rdシーズン青学VS聖ルドルフの公開ゲネプロが4日、TOKYO DOME CITY HALLにて行われ、熱気あるステージを報道陣に見せつけた。ゲネプロ後に行われた囲み取材には、越前リョーマ役の古田一紀、不二周助役の神里優希、観月はじめ役の宮城紘大、不二裕太役の大原海輝、橘桔平役の青木空夢が出席。座長を務める古田が「毎公演全力で演じますので、いつでも見に来て下さい!」と、力強く呼びかけた。

ミュージカル『テニスの王子様』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載された大ヒット漫画を舞台化したもので、通称「テニミュ」と呼ばれている。今年2月に「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」がスタートし、東京・福岡・愛知・大阪での公演を経て、台湾・香港のファンを魅了。そして、5日から3rdシーズン2作目となる「青学vs聖ルドルフ」が幕を開けた。

本公演からテニミュに参加する宮城は、「試合前の余裕な観月と、試合後の自分の思い通りにいかなかった観月の変化を見ていただきたいです」と語り、同じく本公演から参加する大原は「リョーマとの戦いを終える前と終えた後の変化、周助との関係に注目してください。自分も演じている最中に鳥肌が立っているので、それをお客さんにも届けられるような公演にしたいと思っております」と見どころを語った。また、テニミュ3rdシーズンから聖ルドルフに新たなキャラクター・野村拓也が加わることについて、宮城は「2ndとはまた違った聖ルドルフをお見せすることができると思います」と自信を見せた。

古田は、前回の公演を振り返り「不動峰戦では手塚や南次郎に負け、負けてばかりだったのですが、今回は圧倒的に裕太を倒すということで、強さを表現できるように体を鍛えました」と明かし、神里は「周助の大好きな弟・裕太が登場するということで、稽古場からお互い兄弟という意識を持って接していました。兄弟2人だけのシーンは、特別な思いを持って演じられていると思います。その弟を、勝つだけのために利用する観月の存在が周助の中では大きいので、不動峰公演では見られなかった“怒りの不二周助”をしっかり演じていきたいと思っています」と意気込んだ。

最後に、青木は「不動峰7人が揃って舞台に出られる機会が残り少なくなってきているので、是非見に来ていただきたいです」と語り、「テニミュの一ファンとして、純粋に“おもしろいなぁ”と思える演出がたくさんあるので、是非生で見ていただきたいと思います」とファンに向けてメッセージを送った。

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