高橋克実「最強のメンバーでした」『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』が撮了

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テレビ東京系列「金曜8時のドラマ」枠で放送中の『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』(毎週金曜、19:58~20:54)の撮影が、8月23日にクランクアップを迎えた。

この日は、最終話の重要なポイントとなる、田浦(笹野高史)の家でのシーンを撮影。暑い日が続いた撮影の最後は、時折小雨が降るなど涼しい1日となった。また、その数日前には、高橋、石田純一、笹野、角野卓造、伊東四朗ら探偵役5人揃っての最後のシーンの撮影が終了。クランクインから3ヶ月に及んだ撮影を振り返り、それぞれが感想を語った。

<高橋克実>
雨や猛暑日をうまくかわして撮影が行われて、トラブルも無く無事に終了したので良かったです。探偵役の5人をトランプに例えると、ロイヤルストレートフラッシュ。本当に最強のメンバーでした。こんなメンバーでやれたことはこれまでなかったし、今後もなかなかないと思います。一生忘れられない作品になりました。なんでも屋みたいな探偵で、ハードというよりは親しみやすかったのではないでしょうか。笹野さんと角野さんのコンビでのやりとりとか、石田さんに対して先輩方(他の3人)が「おまえって奴は」と言うシーンは、それぞれの関係性がしっかり出ていて楽しかったです。伊東さんとは今まで何度も共演しましたが、一緒に演じるシーンはこのドラマが一番長かったのではないでしょうか。色々な話も聞けて、とても楽しい夏でした。

<石田純一>
この(探偵社の)セットをもう見られないかと思うと、ちょっと寂しいです。皆さんの演技はアドリブが満載で、笹野さんのおちゃめな悪ふさげや角野さんのかわいさなどが色々出てきて、お化け屋敷のような楽しさでした。

<笹野高史>
さまざまなゲストの方にお目にかかれたのが嬉しかったです。佐々木(すみ江)さん、秋野(暢子)さん、浅野(和之)くんなど、さまざまなゲストの方にお目にかかれたのが嬉しかったです。市毛(良枝)さんにもお目にかかれて、それが何よりも嬉しゅうございました。ここ(プレイボーイズ探偵社)へ来るための裏道も覚えたのですが、もう来なくていいとなるともったいないですね。暑かったけど、とても面白かったです。

<角野卓造>
(暑くて)過酷な季節でした。ここ(プレイボーイズ探偵社)はなかなかユニークな場所で、元はショーパブだったらしいのですが、朝から夜まで撮影していると(空調があまり効かず)ふーっと気が遠くなりました。でも、僕たちよりも監督やその他スタッフの方が大変だったよね。新幹線の駅から近くてロケーションは良かったんだけど(笑)。今ではその辛さが、思い出深さになりました。

<伊東四朗>
平均年齢65歳という出演者のレギュラー番組は、あまりないのではないでしょうか。画期的でしたね。皆さん(他の4名)、このセットに毀誉褒貶ありましたが、私はほとんどここに居ついたじいさんです。振り返ってみればロケは2回だけ。それ以外は全部ここに住んでいた。一番暑苦しかったのは私です。

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