東山紀之、49歳にして初の織田信長役に「50歳を前にこの話がきたのは運命」

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テレビ東京系列で、毎年1月2日に放送している「新春ワイド時代劇」。2016年放送の38作目は、東山紀之を主演に迎え、『信長燃ゆ』(仮)を放送することが決定した。

直木賞受賞作家・安部龍太郎の同名小説を原作とした本作は、天下統一を志した織田信長の野望の真実に迫る歴史大作。「天下布武」を掲げ、破竹の勢いで天下人へ昇る信長と、信長に憧れと嫉妬の念を持つ関白・近衛前久との対決を縦軸に、武家と朝廷の対立に巻き込まれながら信長と深い関係に陥っていく親王夫人・勧修寺晴子や、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康など信長の周囲を取り巻く人間ドラマを交えつつ、「本能寺の変」までの約1年半の間をスリリングに描く。

東山は、「信長が亡くなったとされるのは49歳。同じ歳になって信長を演じる機会をいただきました。残酷な面と裏腹に皆に慕われるカリスマ性。自分自身がそれを演じ、どのように彼が日本の進むべき道を考えたのか探りたいと思っています」と喜びを語った。

また、数多くの時代劇に出演してきたが、織田信長を演じるのは今回が初めてという東山。「時代劇は年とともにやれる役が変わってきますが、やりたかった役の一つが信長でした。それを演じられるのは幸せなこと。50歳を前にこの話がきたのは運命だと思いました。いいチャンスをいただけたと思って全身全霊でやっていきたいです。信長が天才だったのは間違いないので、彼のひらめきに説得力をもたせられればいいなと思います。一番楽しみなシーンは本能寺。皆知っている有名なシーンなので、どうやっていくのか、僕自身も楽しみです」と意気込んだ。

プロデューサーの山鹿達也は、「信長の天下統一目前にして、なぜ“本能寺の変”は起こったのか……、また信長がその先に見ていたものとは何だったのか……。今回の『信長燃ゆ』は、信長晩年の約1年半の間、“本能寺の変”の真相を史実と大胆なフィクションを織り交ぜて描き、歴史ファンだけでなくミステリーファンの興味をそそる内容でお届けします。今回、織田信長役には、絶対的なスター性とカリスマ性を併せ持ち、人気・実力とも兼ね揃えている東山さんをおいて他に考えられませんでした。多くの時代劇に出演され、大人の色気と円熟味をますます増した東山さんが演じる信長に、幅広い層の多くの視聴者は魅了されるものと確信しています。ぜひ、ご期待ください」とコメントを寄せている。

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