柾木玲弥、矢部くんの透視能力も変化あり?『映画 みんな!エスパーだよ』はスケール感アップ!

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個性的な役柄から等身大の青年役まで見事に演じきる、注目の若手俳優・柾木玲弥が、約2年ぶりの舞台、方南ぐみ企画公演『あたっく№1』に出演することがわかった。本作は、8月19日(水)からCBGKシブゲキ!!(東京・渋谷)にて上演。潜水艦乗組員であった樫田正剛(作・演出)の伯父が、艦内で書いた日記をもとに企画されたもので、太平洋戦争開戦直前、極秘任務遂行中の潜水艦“伊18号”に乗船した若者たちの日常や友情、葛藤を描いた群像劇だ。

さらに、9月4日(金)から『映画 みんな!エスパーだよ』が公開。同作品は、2013年4月にテレビ東京の「ドラマ24」枠で放送された同名ドラマの劇場版だ。『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』『TOKYO TRIBE』などの話題作を続々と世に贈り出し、国内外で絶賛される鬼才・園子温が監督&脚本を担当し、愛知県東三河を舞台に突如として超能力に目覚めた平凡な高校生、鴨川嘉郎(染谷将太)と彼を取り巻くエスパーたちの友情や戦いを、バカバカしくもちょっとエッチに描いた青春SFコメディだ。主人公の嘉郎と同じ高校に通い、透視能力を持つが他人の臓器まで見えてしまうという男子高校生・矢部直也を演じる柾木さんに、自身の役どころや園監督とのエピソード、今後挑戦してみたい役柄などについて語っていただいた。

約2年ぶりの舞台出演!方南ぐみ企画公演『あたっく№1』への思い

――戦争が描かれた作品への出演は初めてだと思いますが、台本を読んだご感想は?

柾木:時代背景は昭和16年で、海軍の潜水艦が舞台です。戦争のお話ではありますが、樫田さんの伯父さんの日記をもとにして生まれた作品なので、当時の様子をリアルに感じることが出来る台本だと思いました。本来、戦争=シリアスなイメージがあると思いますが、ユーモアがあふれる会話も描かれていているので、そのやりとりはこの作品の面白さのひとつだと思います。

――過去に劇団EXILEさんが公演をなされた作品ですが、今回は劇団EXILEさんからは、小澤雄太さんのみが出演。小澤さんとは初共演ですか?

柾木:はい。小澤さんだけでなく、ほかの皆さんとも初共演なので楽しみです。僕は、テレビや映画などの映像作品は“瞬発力”みたいなことが大事だと思っているのですが、舞台となると1か月みっちり稽古して作り上げたものを見てもらうものなので、普段はとても人見知りですが最低限みんなの中に飛びこまなければ……と思い臨みました(笑)。

――今回の舞台出演で楽しみにしていることは?

柾木:すごく漠然としていますが“評価”です。この舞台をご覧いただいた方の評価が楽しみです。今回の芝居で言いますと、叫ぶシーンや、海軍で戦時中の人物を演じるというもの初めてなので、しっかりと演じ切りたいという思いがあります。自分が今までやったことないお芝居をするということもあり、その完成度は自分ではわからないことなので、ご覧いただいた方からの感想が楽しみです。皆さんにも、生の舞台ならではの空気を感じていただけたらと思います。

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