上野由岐子&山本優「日本ってやっぱり強いんだな、という試合に」JAPAN CUPへの意気込み語る

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8月7日(金)より開催される「2015 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 大垣」の模様を、BSジャパンで4日にわたって放送することがわかった。この放送に先立ち、女子ソフトボール日本代表の上野由岐子選手と山本優選手がJAPAN CUPに向けての意気込みを語った。

国際大会であるJAPAN CUPに出場することについて、上野は「久しぶりの日本開催ということでいろんな意味で私たち自身も成功させたいという思いがあります。また、2020年の東京オリンピックに向けてのアピール、ここにも重点を置いて戦っていけたらと思います。“日本ってやっぱり強いんだな”というイメージを作れるような試合にしたいです。メンバーも随分新しく変わって、2020年を意識したメンバーでの戦いになるので、この選手たちがどのくらい戦っていけるのか、また今大会でどのような経験ができるのかが2020年にもつながっていくと思います」とコメント。山本は、「代表チームのキャプテンを初めて務めるので、所属チームでキャプテンをやっている選手と助け合いながら、また、上野さんなどの先輩を頼りにしながらやっていきたいです。私も東京オリンピックを意識した中でやっていかなければいけないなと思っています。来年の世界選手権に向けてもやっぱり今回選ばれた選手たちがアピールしていかなくてはいけない場でもありますし、オリンピックに向けて自分自身も、初めて選ばれた選手もアピールしていける大会だなと思っています」と、大会に掛ける思いを語った。

最後に、山本は「初めて出場する選手もいれば、上野選手のように長年全日本にいる選手もいますので、その中でチーム一丸となって戦って、ソフトボールの面白さ、感動を与えられるようなプレーができたらと思っています」と。上野は「世界での戦い方を若い選手に感じてほしいです。日本での試合で確実に結果を出せるチームであること、日の丸を背負った以上、若くても勝たなくてはいけないというプレッシャーをどれだけ若い選手が感じてくれるかどうか、それも伝えていければと思っています」と、意気込んだ。

8月6日(木)17時29分からJAPAN CUP直前スペシャル、7日(金)24時58分から「日本VS台湾」戦、8日(土)16時から「日本VSアメリカ」戦、9日(日)14時からは決勝戦(※)を放送。アメリカ、オーストラリア、台湾といった世界の強豪を相手に、エース・上野投手をはじめ、リーグ戦記録の35連勝を誇る山根佐由里投手や、名将・宇津木麗華監督が天才打者と認めた長﨑望未選手たちがどんな戦いを見せるのか? 昨年、世界選手権連覇を果たし勢いに乗る女子ソフトボール日本代表の勇姿に注目だ。
※日本が決勝進出する場合。日本が決勝進出しない場合は3位決定戦を放送。

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