竹内順子・杉山紀彰「ボルトによってナルトとサスケの関係に変化」映画『BORUTO』の見どころ語る

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8月7日(金)公開の映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の完成披露試写会が28日、都内イベントホールにて行われ、声優の三瓶由布子、菊池こころ、竹内順子、杉山紀彰、小野賢章、浪川大輔、主題歌を担当したKANA-BOON、そして原作者の岸本斉史が出席した。

単行本の世界累計発行部数が2億部を突破した大ヒットコミック「NARUTO-ナルト-」(集英社/ジャンプコミックス刊)の映画11作目となる本作は、ナルトの息子・ボルトが主役。ボルト役を演じる三瓶は、「とにかく緊張しています。オーディションの時もそうだったのですが、今日ここに来るまでも緊張してしまって……」と心境を語り、絶大な人気を誇る「NARUTO-ナルト-」シリーズに参加することが決まり、「ジャンプでずっと読んでいて、作品のファンでした。『BORUTO』が映画になるとニュースで見て、“楽しみだな”と期待したのですが、いざ自分がボルトを演じるとなると、その期待が自分に向けられているんだと思い、緊張して眠れませんでした」と、プレッシャーを感じていることを明かした。

サスケとサクラの娘・うちはサラダ役を演じる菊池は、「舞台挨拶というものを経験するのが人生初なので、緊張しています」と、たどたどしく挨拶。すると、サスケ役の杉山が「大丈夫だ」と父親らしく励まし、その微笑ましい光景にファンからは大歓声が上がった。

今回、父親役を演じるにあたり、ナルト役の竹内は「ボルトたち新しい世代ができたことによって、ケンカばかりだったナルトとサスケが仲良くなっている感じです」と。杉山は、「関係性や距離感が変わってきていて、ナルトとサスケが会話している時の表情の変化も楽しんでいただきたいです」と見どころを語り、それを受けて、岸本は「サスケが一番良い感じなんです。ボルトというより、サスケの映画なんじゃないかと思ったりしました(笑)」とぶっちゃけ、竹内から「おい(笑)!」と、突っ込まれていた。

さらに、イベント後半には本作の主題歌を担当したKANA-BOONが登場。KANA-BOONに“逆オファー”をしてまで主題歌を担当してほしかったという岸本は、「以前、アニメの主題歌を担当していただいた時、“シルエット”をフルで聴いて涙が出ました。“これ、俺のことを歌っている! なんで俺のことこんなにわかっているんだろう”と思って、映画でもお願いすることにしました」と絶賛。「NARUTO-ナルト-」の大ファンだというボーカルの谷口鮪は、「小学校のころから作品と一緒に育って来ましたから、光栄です!」と喜びを明かした。

またこの日、KANA-BOONは、映画の主題歌「ダイバー」を、生演奏で披露。「NARUTO-ナルト-」ファンから寄せられたコメントを演出したプロモーション映像をバックに、力強く歌い上げた。

最後に、三瓶が「ここが俺の、俺たちのはじまりだ! この夏も、もっともっと暑くしてやるぜ! 次は劇場で待ってるってばさ!」とボルトの声でファンにメッセージを送り、拍手喝采のままイベントは幕を閉じた。

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