「遊☆戯☆王ARC-V」の榊遊矢役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役などで知られる声優の小野賢章が、7月8日(水)に自身初となるライブ&ドキュメンタリーDVD『Kensho Ono First Live & Documentary FILM~Touch my Style~』を発売する。DVDには、2014年8月にTSUTAYA O-EASTで行われた初のワンマンライブの模様や、普段は見ることのできない仕事風景、プライベート映像も収録されており、歌手・声優・俳優など多方面で活躍する小野の姿を堪能することができる。
このDVD発売を記念して、テレビドガッチでは小野さんにインタビューを行い、DVDの見どころや今後の目標などをたっぷり語っていただいた。
――DVD発売イベントで、劇場の大スクリーンでファンの方と一緒に映像を見ていかがでしたか?
皆さんがサイリウムを振りながら楽しんで見てくださったので、とても嬉しかったです。でも、僕自身もイベントで初めて映像を見たので、お客さんの反応よりも映像の方を集中して見ちゃいました。
――初のワンマンライブを映像で振り返ってみていかがでしたか?
ライブ前は本当に緊張していたのですが、ステージに立ってみれば不安はふっとんで、「あとは楽しむだけだ!」と、その時の自分の全力を出しました。反省点でいえば、「ヤバイ」を連呼していたので、もっと言葉のレパートリーを増やそうと思ったのと、マイクをずっと左手で持っていたのが気になりました(笑)。あと、最初の2曲でテンション上げすぎて、ペース配分ができていなかったのも反省しなければと思いました。
――ランティス祭りの苦い失敗も映像に残っていましたね。
僕の中にも、悔しい思い出として残っています。DVDには鈴村健一さんが相談にのってくれていた映像が入っていたのですが、声優の先輩方は本当に良い方ばかりで、事務所関係なくアドバイスをくれるんですよ。今後も、ランティス祭りのような事務所の垣根を超えたフェスやイベントに参加していきたいです。
――俳優・声優・歌手など幅広く活躍されている小野さんですが、ご自身を説明するときにはなんと表現されていますか?
「欲人間」ですかね。舞台も、アニメも、歌も、映像も好きだし、自分のやりたいことを色々とやらせていただいているのですが、さらに何かを作り出したいし、手に入れたいものはすぐに手に入れたいと思っちゃうので、欲が尽きないんです。やはり、僕は「欲人間」ですね。
――今後チャレンジしたいことは?
すでに色々とチャレンジしてきたんですよね(笑)。でも、歌の面でいうと、作詞・作曲をしたい……というか、していくんだろうな、と思います。声優・俳優の面では、“バケモノだ”と思う方がたくさんいるので、僕もそう思われるようになりたいです。今は、年齢や経験の差でまだ適わないのですが、同じ歳になったときにはその人以上の位置にいたいです。
――DVDの見どころとファンの方にメッセージをお願いします。
このDVDを見ていただければ、だいたいの小野賢章がわかります。ライブの部分はかっこいい小野賢章が、それ以外の部分では“小野賢章ってこういう人間なんだ”、“プライベートではこんな表情なんだ”という、素の小野賢章を楽しんでいただけると思います。個人的なお気に入りシーンは、酔っ払いながらスピーチしている途中で映像がザックリ切れちゃっている所ですね(笑)。是非、楽しんで下さい!