藤井フミヤ「今度はうちの奥さんと」BS特番で海外トレッキングに挑戦

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アーティストの藤井フミヤが10日、都内で行われた『藤井フミヤ 絶景トレック!ニュージーランド 世界で一番美しい散歩道』(BSジャパン、4月19日19:00~20:54)の記者会見に出席し、番組の見どころと、海外トレッキングに初挑戦した感想などを語った。

これまで、BSジャパンで放送された特別番組「藤井フミヤの山に登りたい」で2度にわたり、国内の名峰を歩いてきた藤井。今回は初の海外トレッキングとして、“世界の箱庭”と呼ばれるニュージーランドでも特に有名な、“世界一の美しい散歩道”と言われるミルフォード・トラックを歩く。

ロケを終え、藤井は「ニュージーランドという国に初めて行ったのですが、ゆったりしていて、人も優しくて、自然がいっぱいありました。その中で一番驚いたのがミルフォード・トラックのトレッキングのシステムで、道に迷うことがなくゆったり歩けて、日本の山に見習ってほしところがありました。自然を守る良くできたシステムで、心地よい4泊5日の旅でした。今度はぜひうちの奥さんも連れて行きたいです」と感想を語った。

4泊5日で55kmもの道のりを歩いた藤井。苦労した点を聞かれると、「それが、ずっと平坦な道が続いて、3日目の峠でちょっとだけ登ったくらいだったんです。山自体は標高1154mなんですけど、景色は3000mクラスでした! さらに、非常に雨が多い地域と聞いていたのですが、僕たちはとても運が良くてずっと晴れていました。残念ながらその3日目の360度のパノラマの時だけ雨が降ってしまったのですが(笑)。本当は晴れていたんですけど、プロデューサーが峠に登る前の撮影に時間かけちゃって……登り切った瞬間に雨が降り出しました(笑)」と、振り返った。

さらに今回、ギターで弾き語りをするシーンもあるということで、「山小屋で最初に自己紹介させられるのですが、挨拶代わりに“アメイジング・グレイス”を歌わせてもらいました。あと、お客さんが3人しかいないのに“TRUE LOVE”を歌ったりとか(笑)。今回は結構歌のシーンが多いと思います。山小屋を利用する50人は、最初から最後まで一緒に行動しているので、皆さんととても仲良くなりました。それもミルフォード・トラックの魅力のひとつなんでしょうね」と、歌を通じてコミュニケーションを取ったことを明かした。

また、日本の山との違いについて、「絶対に外来種を入れないという厳しさがあって、リンゴの芯を捨ててもいいですかって聞いたら、“そのリンゴはニュージーランドのものではないからダメです!”って言われて。空港に入るときも、入国審査よりもトレッキングシューズの裏に日本の土が付いていないかとか、そっちの方が厳しかったです。ニュージーランドは本当に自然を大切にしている国なんだなと思いました。そう考えると、日本って外来種だらけですよね(笑)」と語った藤井。最後に、「夫婦で来ている方がとても多かったので、僕ももうちょっと歳をとったら夫婦で行きたいと思いました。本当に景色が素晴らしいので、4泊5日を一緒に行った気分で堪能していただきたいです」と、視聴者にメッセージを送った。

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