蒼井優、出演オファーに「やりたい」と即答『美の巨人たち』のナレーターに決定

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女優の蒼井優が、テレビ東京の美術エンターテインメント番組『美の巨人たち』のナレーターを務めることがわかった。もともと番組のファンで、オファーが来た時に「やりたい」と即答したという蒼井は、「番組を見ていただく方の、邪魔にならないようなナレーションができればな、と思っています」と意気込みを語っている。


『美の巨人たち』は、毎回1つの作品(絵画や彫像、工芸品、建築物)にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探っていく番組。2000年4月に放送がスタートし、この春で15周年を迎え、来月には放送750回を突破する。さらに、4月4日(土)からは番組をバージョンアップ。蒼井は、これまで番組のナレーターを務めてきた俳優・小林薫とともにナレーターを担当する。合わせて、オープニングテーマとエンディングテーマを、ピアニストの辻井伸行が作曲することも決定した。

<蒼井優 コメント>
こういうナレーションのレギュラーをやらせて頂くのは、夢だったので、すごくうれしいです。普段美術館に行ったりするのも好きですけど、さらに深いところが知れそうなので、やらせて頂けて光栄です。

<辻井伸行 コメント>
多くの方々に長く愛され続けている番組から、このような機会を頂けた事を大変光栄でうれしく思います。父が番組の大ファンなので、私も毎回の番組内で紹介される『美の巨人たち』に多くの感銘と刺激を受けて来ました。そこから自分なりのイメージを膨らませ作曲した曲です。 是非、番組と一緒に楽しんでご覧頂けたら幸いです。

4日(土)の放送は、ラファエロ・サンツィオの「一角獣を抱く貴婦人」を取り上げる。イタリア・ルネサンス後期に現れた天才画家ラファエロ・サンツィオ。彼が22歳で描いた油彩画「一角獣を抱く貴婦人」は、女性のポーズ、視線、背景をよく見ると、「モナ・リザ」にそっくり。この時点である意味天才ダ・ヴィンチを超えていたともいわれるラファエロの技法は色が与える効果を恐ろしいほど計算していることが判明。37才でその短い生涯を終えたラファエロが、この作品を描いた目的とは。

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