「イスラム国」、チュニジアのテロ…今世界で何が起こっているのか、池上彰が元CIAを取材

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2013年から毎年テレビ東京開局記念日に放送している、報道特別企画『池上彰のJAPANプロジェクト』(テレビ東京系列、19:54~21:48)が、今年も4月12日(日)に放送される。第3弾となる今回は、「世界の“命の現場”で奮闘する日本人」をテーマに、池上が特製模型や取材映像を駆使してわかりやすく世界情勢を解説するほか、世界中の「危ないと言われる地域」で活躍する日本人に中継をつなぎ、生放送で最新情報を伝える。

今回番組で取り上げるのは、「イスラム国」。世界中を脅かす「イスラム国」はこれから何を起こすのだろうか、アメリカはどう出るのか、どうやって攻め落とすのか。池上は、元CIA工作員を日本国内で独自取材。驚きのコメントを引き出すほか、「イスラム国」と向き合うアメリカの戦略や、過激派の掃討作戦に使用されているドローン(小型無人飛行機)の有効性等についても聞き出す。

また、パックンがフィリピン・ミンダナオ島のイスラム戦線兵士を現地取材。脅威は中東や西アフリカだけにとどまらず、日本に近いフィリピンにも過激派組織が存在する。ミンダナオ島で独立運動を展開する「モロ・イスラム解放戦線」である。各国のイスラム過激派が「イスラム国」に服従を誓ったり、影響を受けたりする中、日本から近いフィリピンでは何が起こっているのか。パックンが兵士たちに直撃し、本音を聞いてみた。さらにその地域で、孤児たちを預かって図書館を運営するすごい日本人を発見する。

池上は、「『池上彰のJAPANプロジェクト第3弾』は、世界に目を向けてみました。今年に入ってからも世界各地でテロが絶えません。最近、チュニジアの博物館では日本人がテロに巻き込まれて犠牲になりました。いったい今、世界で何が起こっているのでしょうか? 混沌とする世界情勢を解説します。実はこの3月、元CIA工作員と日本国内で会い、インタビューに成功しました。混乱する世界でアメリカはどう出るのか? カギを握る兵器“ドローン”をどのように使うべきなのか? 山ほどの質問を浴びせました。その答えとは……何か?」と、コメントを寄せている。

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