4月に放送20周年を迎えるテレビ東京の長寿番組『出没！アド街ック天国』（毎週土曜21:00～21:54）の新司会に、V6の井ノ原快彦が就任することがわかった。井ノ原は「いちファンとして見ていた番組の話が来るなんて、すごいことですよね！　やらせていただけるのでしたら、そんなうれしいことはない。とにかく気合が入っています」と、喜びをあらわにした。

井ノ原が司会として登場するのは、4月4日（土）の放送から。すでに収録は終わっており、「楽しかったです。周りの皆さんが温かく迎えてくださったのであっという間に終わっちゃいましたね」と、感想を述べた。また、今後取り上げてほしい街を聞かれた井ノ原は、「自分が住んでいた街がどうなっているのか気になります。浅草出身なのですが、6歳くらいの時に品川に引っ越しているので実は知らないことだらけ。今この年齢になって浅草行くとめちゃくちゃ面白い。京急線沿線の青物横丁や立会川あたりにも親元を離れてひとり暮らししていたので、知っているお店が今どうなっているのかが気になります。そこらへんなら、ちょっと地元なので、街に詳しいレギュラーの皆さんに一つ二つはお教えできることがあるのではないかな」と明かした。

番組開始当初から約20年間も司会を務めてきた愛川欣也については、「80歳まで20年間司会って偉大な記録ですよね。愛川さんが42歳の時に僕が生まれたということですか!?　まだまだですよ、人生！」と語り、「自分の力で何ができるのか、模索しながらやりたいと思います」と意気込みを語った。

番組プロデューサーの林祐輔は、「井ノ原さんと初めて打ち合わせた時、“詳しい街は？”とお聞きして、出てきた答えにビックリ。青物横丁、蒲田、立会川……なんとアド街が得意とする“京急線沿線”です。また、生まれたのは“浅草”。こちらは20年のアド街の歴史の中で最多出没の街。なにか因縁めいたものを感じずにはいられません。外見はすらりとしてカッコいいのに、意外と庶民派。司会者としての人気も経験も実力も申し分ない……そんな井ノ原さんとともに、番組は本気で2000回を目指します」と、コメントを寄せている。