瀧本美織が被災地にエール「前を向く後押しとなる作品になれば」

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3月11日(水)に放送される特番『フラガールと犬のチョコ』(テレビ東京系列、21:00~23:08)の記者会見が9日(月)に都内で行われ、主人公・森田沙衣役を演じる瀧本美織が登壇。「このドラマが、被災された方々やそうでない方々の前を向く後押しとなる作品になれば良いなと思っております」と、意気込みを語った。


本作は、福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」のダンシングチームの現リーダー・モアナ梨江さんと愛犬の実話を基に制作したドラマ。出演オファーをもらった時、「不安になりました」と明かした瀧本だが、「モアナ梨江さんとお話させていただいて、“私たちはこれから東日本大震災のことをきちんと伝えていかなければならないので、自信を持って演じてください”と言われ、その言葉に背中を押されました。撮影が始まったときには不安は吹っ切れていました」と語った。

また、本作で初めてフラダンスに挑戦した瀧本。フラガールを演じてみて、「踊っているだけで笑顔になれました。実際にショーも見せていただいたのですが、踊っている皆さんの笑顔が素敵で、幸せなダンスだと思いました。今回、フラダンスを踊る機会をいただけて本当に良かったです」と喜びを語った。

さらにこの日、モアナ梨江さんも会見に出席。「見終わった後に、悲しい気持ちではなく希望を持てる作品だと思います。 “希望を持って進めば必ず実る”という強いメッセージが込められていると思いました。女優さんたちの強い気持ちも伝わってきました」と作品を絶賛。また、「映像を見て、当時の状況や思いが昨日のことのように思い出しました」と涙ながらに語り、瀧本は「こうやって、実際に被災された方の傷はまだ癒えていないと思います。この作品が、ちょっとでも癒やしになったり、明日に向かう力になったら良いなと思います」と、エールを送った。

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