『出没!アド街ック天国』放送1000回記念!20年の歴史を大公開

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1995年4月に放送を開始した、街を徹底的に紹介する地域密着系都市型エンタテイメント番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系列、毎週土曜21:00~21:54)が、3月7日(土)で放送1000回を迎える。

都内のみならず、日本全国、さらには海外まで20年間、様々な街に出没してきた本番組。
1995年、第1回に出没した街は「代官山」。現在、駅の北側にそびえたつのは高層マンションだが、20年前は同潤会アパートだった。関東大震災からの復興の象徴として建てられたのだが、取材の翌年、取り壊しが始まった。今では表参道ヒルズとなっている場所も、かつては同潤会アパートだった。さらに、IKEA船橋は17年前、当時世界最大級の屋内スキー場「スキードーム ザウス」。麻布十番でも昭和24年創業の「麻布十番温泉」がひっそりと姿を消し、今は駐車場となっている。大阪の商業施設「なんばパークス」、ここにかつてあったのは南海ホークスの本拠地大阪球場だった。

また、街で出会った人たちの中に、後のスターが何人もいた。19年前の西荻窪で、地元にある東京女子大学の放送サークルに街をリポートしてもらった時に登場した当時20歳の海保知里は、後にTBSアナウンサーとなった。9年前に出没した荒川区町屋で会った野球少年、鈴木誠也(当時11歳)は、2012年のドラフト2位で広島東洋カープに入団。8年前の新宿2丁目のバーでは、今や誰もが知る有名人、ミッツ・マングローブ(当時32歳)が働いていた。10年前、三軒茶屋の小さなバーにいたのは、はるな愛(当時32歳)。17年前の横浜伊勢佐木町に、当時あった松坂屋の前の路上で歌っていたのはゆずの2人。2002年三宿のお好み焼き店では、無名時代のサンドウィッチマンの2人がネタを披露していた。16年前の赤坂溜池では森三中を発見。アド街出演がテレビでのコントデビューだった。

1996年にレギュラーになった薬丸裕英の担当するコーナー「特選!薬丸印の新名物」の第1弾は、丸の内八重洲で見つけた「もんじゃ焼きせんべい」を紹介。横浜駅の回では赤い靴に見える「赤い靴下」。その後も、街の隠れた名品を900以上探し当ててきた。

今回、これらの映像を公開するほか、「街の超人」や「街のDEEPな横丁」など、20年の歴史の中で生まれた秘蔵映像を紹介する。番組ゲストは、うつみ宮土理、テリー伊藤、泉麻人、高嶋政宏(※)、牧瀬里穂、土田晃之、中村アン。(※「高」は正しくは「はしごだか」)

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