1月27日（火）放送の『ガイアの夜明け』（テレビ東京系列）は、ディズニーランドのオープン以来、国内で一気に増えたテーマパークや遊園地などのレジャー施設に密着。ディズニーランドとUSJの好調を受けて、現在全国のテーマパーク・遊園地の売り上げは約7300億円ともなっているが、地方には、少子高齢化が原因で十分な集客ができなくなったレジャー施設もあるという。そんな施設をよみがえらせる大胆かつ意外な策とは？　生き残りをかけて戦う舞台裏に迫る。

レジャー施設が新たなアトラクションを導入するには、莫大なコストが必要となってくる。例えば、人気のジェットコースターを設置しようとすれば、最低でも5億円以上はかかるという。目玉となる乗り物を設置して集客を図りたいものの、資金が足りない地方の遊園地にとって、頭の痛い問題だ。ところが、なんと格安で目玉となる遊具を設置できる方法があった。それが“中古”の遊具だ。大阪にある“岡本製作所”は、閉園した遊園地のジェットコースターや観覧車、メリーゴーラウンドなどを買いとり、整備や修理をした上で、格安で販売している。創業者の岡本昌明は「地方の遊園地は雇用だけでなく、家族で楽しめる場所としても必要不可欠だ」と考え、このビジネスを始めたという。今年1月、閉園を余儀なくされたばかりのある遊園地に向かった岡本製作所のスタッフたち。そこには使える遊具が多数あり、さっそく乗り物などの解体作業を開始。そしてリサイクルされた中古遊具が向かった先は……。

■『ガイアの夜明け』
2015年1月27日（火）22:00～22:54（テレビ東京系列）

【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
＜取材先＞
・エイチ・アイ・エス
・ハウステンボス
・ラグーナ蒲郡（現　ラグーナテンボス）
・岡本製作所　ほか