山口智充、演じる役柄と「正義感が強い部分が似ている」と自画自賛『保育探偵25時』記者会見

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1月16日(金)からテレビ東京系列にて放送をスタートする、金曜8時のドラマ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』の記者会見が15日(木)にスタジオアルタにて行われ、本作で主演を務める山口智充をはじめ、黒谷友香、真剣佑、福本愛菜、中村俊介、鹿賀丈史が登壇した。

本作は、柴田よしき原作の「花咲慎一郎シリーズ」(講談社文庫)をドラマ化したもの。「シングルマザーの貧困問題」や、「母親による育児放棄」、「シングルファーザーの仕事と育児の両立」、「保育園不足による待機児童問題」など、現代社会が抱える様々な“親と子どもを取り巻く問題”を、昼は保育園の園長で、夜は探偵の “保育探偵”花咲(山口)が奔走&解決していく物語だ。

今回、地上波連続ドラマ初主演となる山口は、「非常に素敵なメッセージが詰まっている作品で、自分の中にある思いを花咲慎一郎が代弁してくれるので、演じていて気持ちが良いですね。保育園の園長と、探偵と、元丸棒(暴力団対策を担当する警察内の組織や刑事のこと)という顔を持っていて、最初はキャラクター性が掴みにくかったんですけど、演じていくうちに楽しくなってきて、その3つの役割がぴったり合致した瞬間が非常に心地よいです」と感想を。また、「花咲は本当に良い方なので、似ていると言うとおこがましいのですが、まぁ……似てますね(笑)! 人から聞いた話なんですけど、僕は非常に朗らかで、誰にでも優しく接するというイメージがあるみたいなんですけど、僕はよく街で怒っているんです。自転車に乗りながら携帯を触っている人など、誰か声に出して注意しないとっていう時は、自分が率先して注意するので、正義感が強い部分も花咲とリンクしていると思います」と、花咲との共通点も明かした。

また、花咲の「保育園の園長」と「探偵」のように、今の職業に加えもう1つ違う職業に就けるとしたらどんなことをやってみたい? という質問が飛び、山口は「保育園の園長先生になりたいですね。幼稚園バスも自分で運転して、自分でバスをペイントしたりして、歌も全部自分で作って、オリジナルな保育園を作ってみたいですね」と。すると、中村からは「僕は保父さんになりたいです。子どもが大好きなので、山口さんが保育園を開くときは僕を保父さんとして雇ってください!」との発言が飛び出し、続く真剣佑も「僕も、山口さんが経営する保育園の先生になりたいですね!」との回答が。さらに福本も「この流れでいうと……私も山口さんの経営する保育園の先生になりたいですね(笑)」と語り、山口は「僕の保育園が結構豪華になってきましたね! 今のうちに保育園を開かないと……」と、意欲を燃やした。

[第1話あらすじ] 新宿にある認可外保育園「ニコニコ園」の園長・花咲慎一郎(山口智充)は、元刑事の私立探偵。園の経営は毎月カツカツで、城島探偵事務所の城島耕助(鹿賀丈史)から時々危ない仕事を回してもらい、園を維持している。ある日、保育園のビルのオーナーが突然交代、新オーナーはイースト興業の社長、裏の顔は暴力団「春日組」の若頭・山内練(中村俊介)に引き継がれた。その山内から園を続けたければ6000万円払えと言われ青ざめる花咲。結局、山内から借金し、花咲は毎月30万円を支払うことになってしまう。ただでさえ経営の苦しい園には30万円支払える余裕は全くないが、最初の支払期限は2週間後! 果たして花咲は乗り切れるのか!? そんな中、花咲に鴨瀬由比子(三倉茉奈)の弟・仁志(真剣佑)を暴力団・百々井組の元から連れ戻してほしいとの依頼が舞い込む。仁志を連れ戻す資金にと230万円を渡された花咲は、園の継続のため、覚悟を決めて組長の百々井令也(升毅)を訪ねるが……。

■テレビ東京開局50周年特別企画 金曜8時のドラマ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』
2015年1月16日(金)スタート
毎週金曜19時58分~20時54分(テレビ東京系列)
※ 初回放送は2時間スペシャル

【出演】山口智充、黒谷友香、真剣佑、福本愛菜/藤吉久美子、ちすん、古原靖久、簑島宏美/富田靖子/白石美帆、中村俊介(友情出演)/鹿賀丈史 ほか

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