役所広司「老舗足袋業者」と松岡修造「外資メーカー社長」は手を組むのか?

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役所広司主演の連続ドラマ『陸王』(TBS系列、毎週日曜21:00~)第9話が、12月17日に25分拡大で放送。今回は、老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長・宮沢(役所)が、「こばせ屋」を買収しようとしているアメリカのアパレルメーカー「フェリックス」の御園社長(松岡修造)と交流を深める。

本作は、会社の存続を危ぶむ老舗足袋業者が、培った技術を活かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦する姿が描かれる企業再生ストーリー。役所が、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一を演じているほか、その息子・大地役に山﨑賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役に竹内涼真、陸王にぴったりのソール素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山役に寺尾聰といった豪華出演者が出演している。

陸王製造の心臓部であったシルクレイ製造機が故障してしまい、最大のピンチに追い込まれたこはぜ屋。そんなときに降って湧いた、米国企業「フェリックス」御園社長(松岡修造)からの買収案に悩む宮沢だが、こはぜ屋の従業員たちの間でも意見が分かれていた。「こはぜ屋が人の手に渡ってもいいのか?」と大地が心配すると、あけみ(阿川佐和子)は「買収には断固反対」と泣きながら訴える。従業員の士気は下がる一方で、日々の足袋造りにも影響が出始めてしまう。

陸王の供給がストップしてしまった茂木は、「アトランティスのRⅡを履いてくれれば、ダイワ食品陸上部を資金面でも支援する」という小原(ピエール瀧)の言葉に、本意ではないがRⅡを履くことを決意。「東日本チャンピオンズカップで好成績を出せたら、豊橋国際マラソンの出場を認めてほしい」と、城戸監督(音尾琢真)へ願い出た。

様々な想いが交錯する中、御園は「自社のことを知ってほしい」と、宮沢を釣りへと誘う。焚き木の火を囲み身の上話を語り出す御園。仕事を離れて宮沢と心を通わせた御園だったが、ある日、小原から会食へと誘われる。果たして、小原の目的とは……?

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