小泉今日子『監獄のお姫さま』息子を奪われた“姫”にさらなる悲しみ

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小泉今日子主演の連続ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系列、毎週火曜22:00~)第6話が、11月21日に放送。今回は、息子を奪われた「姫」ことしのぶ(夏帆)に、「婚約者が別の女性と極秘入籍」という悲報が訪れる。

宮藤官九郎脚本の本作は、5人の女囚と1人の刑務官による、イケメン社長への復讐劇を描いた“おばさん犯罪エンターテインメント”。主人公の女囚・カヨ(小泉)が、冤罪で服役している大手乳製品メーカーの社長令嬢・江戸川しのぶの復讐のため、刑務官の若井ふたば(満島ひかり)、囚人仲間の勝田千夏(菅野美穂)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)と、出所後に大手乳製品メーカーの現社長・板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐する。吾郎は、社長の座に就くためしのぶと交際し、兼ねてから付き合っていた女性を殺害、しのぶに濡れ衣を着せた悪者だ。ドラマでは、カヨたちが誘拐事件を起こす2017年の現在と、5人が服役していた2012年からの過去を交互に描いている。

前回は、吾郎との間にできた赤ん坊・勇介を出産したしのぶが、女子刑務所に戻って来た。しのぶは、吾郎に勇介を奪われないため、母・民世(筒井真理子)に今後の養育を託すも、何と民世は、吾郎と共に勇介を連れて帰ってしまった……。クライマックスは、実母と元婚約者に騙されたことを知ったしのぶが動揺。夏帆の迫真の演技を見た視聴者は、ネット上では「夏帆はいい役者になったなぁ」「夏帆の可愛さと女優としての凄さに気付かされる」「夏帆の表情に泣けた」「夏帆ちゃんの泣きの演技は素晴らしい」と絶賛の声が集まっていた。

そして今回、“勇介ロス”に苦しむカヨたちは、息子を失ったしのぶを元気づけるために必死になる。そんなある日、千夏の元に「板橋吾郎極秘入籍」「息子はすでに1歳半!」という写真週刊誌が送られて来た。その記事を見て、千夏たちはしのぶの立場を心配。そんな時、釈放されたはずの元受刑者・悠里(猫背椿)が刑務所に戻って来る。

一方、2017年12月24日。大手乳製品メーカー・EDOミルクの社長室では、吾郎が誘拐されてから音信不通だった秘書・ふたばに疑いがかかっていた。ふたばの元には、吾郎の妻・晴海(乙葉)から電話が来る。ふたばは、「自身もカヨたちに誘拐され暴行を受けている」と説明。電話を切ると、カヨたちに「社長室に戻る」と話すが……。

今回は、歌手の前川清(本人)が女子刑務所に慰問に訪れ、カヨはデュエットするシーンも。新たな受刑者としてあびる優演じる田中幸子も登場し、新展開を迎えることになる。

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