リトグリ『陸王』劇中歌への反響に、かれん「とても嬉しい」と感謝

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役所広司主演で、スタートしたばかりの新ドラマ『陸王』(TBS系列、毎週日曜21:00~)。10月15日に放送された初回2時間スペシャルが、番組平均視聴率14.7%(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好スタートを切っている中、Little Glee Monsterが劇中歌を担当することが発表された。

池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、会社の存続を危ぶむ老舗足袋業者が、培った技術を活かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦する姿が描かれる企業再生ストーリー。役所が、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一を演じているほか、その息子・大地役に山﨑賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役に竹内涼真といった豪華出演者が多数出演。また、熱いストーリー展開に続々と反響が広がっている。

Little Glee Monster(以降:リトグリ)は人気、実力を兼ね備えた話題の5人の女性ヴォーカルグループ。先日発売された新曲「明日へ」は、オリコンウィークリーで2位を獲得。さらに11月8日には、スガシカオが提供した楽曲を含む10枚目のシングル「OVER/ヒカルカケラ」のリリースも決定している。ライブも絶好調で、今年は武道館公演のチケットを即完させ、現在全国ツアーの真っ最中。来年は横浜アリーナをはじめとするアリーナ公演が発表されたばかりだ。

第1話の終盤で突如流れたのが、彼女たちが歌う「Jupiter」。社運を懸けて開発したランニングシューズをコンペに出すも、大企業相手に完敗。会社の今後について悩んでいたところ、「こはぜ屋」の手伝いをしている大地に「リストラするなら最初に俺を切れ」と言われた宮沢。「どうせ腰掛けだし。正直、みんなの顔色伺いながら(就職の)面接に行くのは面倒くさいんだよ」と憎まれ口を叩かれた後、明け方まで一人、ランニングシューズの名称に試行錯誤するシーンだった。宮沢の心情を表現する場面でこの曲が流れると、「いいところでリトグリ……」「心のこもった歌に感動」「竹内涼真みてリトグリ聴けるとか最高」などと、ネットを中心に話題が拡がった。

今春、リトグリのライブに訪れたプロデューサーの伊與田英徳がその歌声に感動し、今回の劇中歌の起用に繋がった。第1話でリトグリが歌う劇中歌として流れたのは「Jupiter」だが、今後はシーンによって流れる曲が違うという。今後も、『陸王』の中でリトグリの力強く繊細な歌声がどんなシーンで流れるのか注目だ。

メンバーのかれんは「ドラマと共に私たちの歌声に大きな反響があったことはとても嬉しいです。キャスト、スタッフの皆さんも熱い想いでこのドラマに取り組んでいらっしゃるので、今回はそれに負けないようにレコーディングに臨みました。ハーモニーの細部にこだわり何度も何度も歌い直しました。この後も5人だからこその歌声、力強いハーモニーと繊細さにぜひ注目していただければ。この劇中歌を通して、夢に向かって走る全ての人を全力で応援したいです」と語っている。

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