伊勢谷友介、民放連ドラ初出演の手応えは「日本のドラマ界ってすごい…」

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10月17日スタートの新ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系列、毎週火曜22:00~ ※初回は15分拡大)の会見が、11日にTBS緑山スタジオで行われ、主演の小泉今日子をはじめ、伊勢谷友介菅野美穂らが見どころを語った。

宮藤官九郎が脚本を手がける本作は、主人公の馬場カヨら5人の女囚と1人の刑務官による、イケメン社長への復讐劇を描いた“おばさん犯罪エンターテインメント”。

不貞した夫を刺した罪で服役中のカヨを演じる小泉は「女性たちがみんなおばちゃん世代。みんな完璧じゃなく、ワチャワチャしたり失敗したりしますが、絆だけは深く、一生懸命(仲間を)助けようとするところが見どころです」とあいさつ。クドカン作品には幾度となく出演しているが、その魅力について「台本頂いた時は笑ってしまいます。次を読むのが楽しみで、面白い連載漫画を待っているような気持ちになる。そしていざ撮影して完成版を見ると、温かさや悲しみ、いろいろなものが浮き出ており、魔法のような脚本だと思っています」と魅力を語った。

所得隠しと脱税の罪で服役している女囚・勝田千夏役の菅野は、宮藤と共演経験はあるものの、宮藤脚本の作品に出るのは初めてだそうで、「皆さん、宮藤さんの世界を理解した上で演技プランを考えていることがわかる。私だけ取れ高を下げているんじゃないかなと心配しています(笑)」と苦笑。しかし、「宮藤さんの作品はエスプリが効いていて、弾けるポップコーンのような勢いがある。大好きな世界観」と好感を示し、「調子に乗らず、役を全うしていきたい」と意気込みを語った。

また、カヨたちに狙われるイケメン社長・板橋吾郎を演じる伊勢谷は、今回が民放の連続ドラマ初出演。「映画の撮影と違い、とても早いペースでやっているので“日本のドラマ界ってすごいな”と感じているところです。なるべく早く皆さんに追いつきたいと思っていますが、なかなか追いつかない」と、初めての経験に新鮮味を感じている様子を見せた。

このほか会見には、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、金子文紀プロデューサーが出席した。

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