楽天エース・則本昂大、奪三振王が持つ「勝ち方と負け方の美学」

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プロ野球選手の則本昂大が、9月24日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演する。

今年6月、プロ野球に、それまでの日本記録を超える8試合連続二桁奪三振という新しい記録が生まれた。達成したのは楽天イーグルスのエースである則本だ。抜群の速球とキレのある変化球が持ち味で、特にストレートと見まがうフォークが三振の山を築いている。

3年連続奪三振王に輝き、一体どこまで記録を伸ばし続けるのかと注目が集まる若きエースの強さの秘密を探ろうと、番組は密着取材をスタートさせた。

公式戦前半、チームは勢いに乗ってリーグ独走で折り返すも、後半になり思いもよらない成績不振に陥る。投打がかみ合わず全く点が取れない。今月3日、劇的サヨナラによるまさかの10連敗を喫した瞬間、膝からガックリと崩れ落ち、マウンドで、ベンチで号泣した則本。その涙には彼のエースとしてのある思いが秘められていた。

今回は、試合当日の投手ミーティングや開始直前30分前のブルペン、さらに試合直後の戦略ミーティングなど、これまでテレビでは殆ど撮影することができなかった“投手という仕事の舞台裏”の取材に成功。そこから垣間見えてきたのは、「野球は勝たないと意味がない」と語る則本のブレない思い。優れたエースが持つ「勝ち方と負け方の美学」とは? 26歳のエースが試合に臨む姿勢を、4か月間丹念に追い続けた。

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