アンガ、カープファンならではの野望語る『キングオブコント』初進出

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プロ、アマ、芸歴問わず、全国の挑戦者たちが熱いバトルを繰り広げて“コント芸の日本一”を決定する『キングオブコント2017』。8日、東京・赤坂ブリッツで準決勝が行われ、決勝進出者10組が決定した。

エントリー総数2477組の中から見事勝ち抜いたのは、ジャングルポケットさらば青春の光ゾフィーアキナパーパー、わらふぢなるお、アンガールズ、にゃんこスター、かまいたちGAG少年楽団の10組(※順不同)。

2000年に結成と、ファイナリストの中で芸歴は最長ながら、現在開催されている主なお笑いレースでファイナリストに残るのは初というアンガールズ。田中卓志は「めちゃめちゃ嬉しい!」と大喜び。「コントの単独ライブをやってもチケットがはけなくて。こういうところで優勝したらはけるかもと思って(笑)」と出場の経緯を告白。また、昨年出場した時を振り返り、「他の芸人さんから“アンガールズさんが出たら決勝の枠が一つ減るじゃないですか!”と言われたのですが、普通に落選してすごく恥ずかしい思いをした」と明かすも、「賞金1000万円貰ったら、広島カープの本拠地・マツダスタジアムに『アンガールズ、キングオブコント優勝』という看板を出したい!」と地元愛をたっぷりアピールした。山根良顕は、持ちネタの「ジャンガジャンガ」を披露しながら「一人で寝ないでネタを考えたのが評価されたのがすごく嬉しい」と喜んだ。

また、3年連続の決勝進出となったジャングルポケット。おたけは「カツカレーを食べたおかげ」と大喜び。斉藤慎二は「昨年大会に出た時、道端で会った女の子たちに“何で出場するんですか? もっと面白い人はいるし、劇場で頑張ってる人たちにチャンスあげてよ!”と言われてしまって……その日は泣きました。でも見返してやります!」と力を込めていた。

また、この日はアンバサダーとしてタレントのみちょぱも登場。決勝当日のネタ披露順を決める抽選も行われ、下記の通り決定した。

1.わらふぢなるお
2.ジャングルポケット
3.かまいたち
4.アンガールズ
5.パーパー
6.さらば青春の光
7.にゃんこスター
8.アキナ
9.GAG少年楽団
10.ゾフィー

今回勝ち抜いた10組は、10月にTBS系列にて生放送される決勝戦で、それぞれ渾身のコントを披露する。

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