山﨑賢人、日曜劇場に初出演!池井戸潤原作『陸王』で役所広司と父子役演じる

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若手俳優の山﨑賢人が、役所広司主演の新ドラマ『陸王』(TBS系列、毎週日曜21:00~、10月スタート)で、日曜劇場に初出演することがわかった。

池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、先細る足袋の需要から会社の存続を危ぶむ老舗足袋業者が、培った技術を活かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発に挑戦する企業再生ストーリー。役所は、創業100年以上もの歴史を誇る、行田市の老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一を演じる。

山﨑が演じるのは、宮沢の長男で、大学卒業後就職活動をするものの失敗し、就職活動の傍ら「こはぜ屋」の手伝いをしている大地。一見飽きっぽく無責任だが、自分の道と決めたことには熱中する役どころで、「こはぜ屋」の経営を立て直す打開策としてマラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせた父や、プライドを持って仕事をする従業員の姿を見て成長していく。大地が任されるのは、「陸王」のソール部分に使われる特許「シルクレイ」の生産。無事に生産するまでにはいくつもの困難が立ちはだかるが、大地はどう乗り越えていくのか。

山﨑は「大地と同じ23歳になる年に、この役に巡り会えてとても嬉しいです。熱意もなく、自分が本当にやりたいことも分からず悶々としている中で、こはぜ屋の人たちが持つ情熱や義理人情に触れて、大地がどう変わっていくのか。その様がこれから社会に出ていく皆様の力になることを願っています。足袋作り百年ののれんを掲げるこはぜ屋。その伝統を背負いながら挑戦をやめない親父の背中から、いろんなものを感じて、大地として生きていきたいと思います」と意気込みを語る。

また、物語の舞台になっている埼玉県行田市では、本作のドラマ化を記念した田んぼアートが行われていたが、この度ついに完成。展望台に上って、高さ50メートルを誇る古代蓮会館展望室(高さ50メートル)から俯瞰して見ることができる。現在見頃を迎えており、秋にかけて徐々に黄金色に変化していく予定だ。
山﨑は、この展望台をはじめ、足袋製造会社「きねや足袋」、足袋とくらしの博物館、関東七名城の一つとして知られる忍城も訪問。足袋の歴史や製造工程、ロケ地にもなる行田の街並みを肌で感じ、演技への意欲をより一層高めたようだ。

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