江原啓之、子どもの頃は「オーラで黒板が見えなかった」ことも

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。7月29日は、スピリチュアリストの江原啓之が、オーラについてのエピソードを語ったほか、「他人の心ない言葉に傷ついてしまう」という悩みにアドバイスをおくった。

江原は、2005年から4年近く放送されたオーラや前世からゲストの素顔を探る番組『オーラの泉』(テレビ朝日系列)で一躍話題の人に。阿川も出演したことがあり、その時のオーラの色は赤(情熱的)だった。

当時を振り返りながら阿川は「オーラって何ですか?」と、素朴な疑問を。それに対し江原は「人間の生きているエナジーに色が見える。生命、息吹みたいなものですかね。物にも色はないけど薄ぼんやりとした陽炎のようなものが見えます」と、分かりやすく解説。現在の阿川を前にした江原は「(阿川のオーラは)今でも赤。きれいですよ。充実なさってるんですね」と含みのあるコメント。江原の思いがけない返しに阿川も「いや、いや、いや」と照れ笑いでごまかした。

スピリチュアルな能力があるという自覚がなかった江原は「みんな同じじゃないんだと思った時にショックを受けました」と、子どもの頃に自分だけオーラが見えているという事実を知って驚いたとか。学校で授業を受けていてもクラスメイトのオーラが見えていたようで「オーラは精神性を表すものと、肉体の元気さを表すものがあるんです。給食を食べてお昼休みに遊んだ後の授業は大変。みんな(元気だから)すごいことになっている。そうすると、オーラで黒板が見えないんですよ(笑)」と語った。黒板が見えにくいことを先生に伝えると、黒板が反射していると思ってカーテンを閉めるのだが「集中力が増しちゃって、余計見えなくなっちゃった(笑)」と逆効果だったらしい。人とは違う力を持っている江原は、母親に「(オーラとか)そういうのって見えるのかもしれないけど、人前では言わないほうがいいかも」と、優しく諭されたという。

スピリチュアリストとして、今でも講演会や雑誌の連載などで“生きるヒント”を伝えている江原。番組では約100人の40代以上の女性に「あなたの悩みは何ですか?」というテーマでアンケートを実施。その中の一つ「他人の心ない言葉に傷ついてしまうのですがどうすればいいですか?」という質問に対して江原は 「自分が傷つくということは、自分をかわいそうだと思う“自己憐憫”」と指摘。

さらに「(人間は)自分にないことには腹を立てない。もし、自分が傷ついたのなら、それは自覚している弱みに腹を立てたのであって、指摘した相手は悪くない」と、身に覚えのない指摘であれば立腹しないはずだと答えた。 そして、江原は「幸せな人は意地悪をしません!」と明言。職場や家庭などに、その言葉を書いて貼っておけば、たとえ誰かに嫌なことを言われたとしても、それを見ることで「私は別に不幸じゃない」と気持ちが優しくなれるとアドバイスを送った。

記憶の中で今でもきらめく1曲は、レオンタイン・プライスの「ハバネラ」。小学6年の夏、夏休みの課題で曲を選ぶ際にレコード屋さんで出合った曲。レオンタイン・プライスの凛とした強い歌声に触れ、彼女のブレない生き様に深く感動した思い出について語った。

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