萬田久子、ミス・ユニバース時代にデヴィ夫人と対面「ものすごく美しい女性でした」

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。7月8日は、女優の萬田久子が「ミス・ユニバース」出場のエピソードや20代に訪れた“モテ期”についてなどを語った。

今も昔も抜群のスタイルを維持している萬田。19歳の時に、叔母が応募した「ミス・ユニバース」で日本代表に選出され、21歳の時にNHKの朝ドラ『なっちゃんの写真館』で女優デビューを果たした。最近では、デビュー作と同じ朝ドラ枠の『あさが来た』で演じた意地悪な姑役で話題になったほか、映画やテレビ、そして女性誌のモデルなど、幅広いジャンルで活躍している。 

スタジオでは、萬田が出場した「ミス・ユニバース」日本大会の映像を大公開。「何だか娘を見ているみたい」と、若かりし頃の自分を見てあまりの懐かしさに涙ぐむ萬田は「(応募用の写真がなかったから)学生証を送りました」と応募秘話を告白。その写真がきっかけとなり日本代表になったことについて「どうなるか分からないと思います、自分の人生」と振り返った。

メキシコ・アカプルコで1ヶ月間行われた世界大会ではパレードをはじめ、毎日が行事のようだったらしく「お金持ちの家に招かれたりして、パーティーも連日連夜。世界各国から女性が来ているからお嫁さん探しの意味もあったのかも」と。また、世界大会の審査員には、当時30代だったデヴィ夫人がいて「マリー・アントワネットについてどう思いますか」と聞かれたとか。「ものすごく美しい女性でした」と当時の夫人の印象を語る萬田は「今もかわいがってくださっています」と、親交が続いていることを明かした。

世界大会に出場した後、萬田は就職が決まっていたそうだが、女優としてスカウトされ、地元の大阪から上京。しかし、「世界大会では外国の方と一緒だったので、だんだんメイクが濃くなった」ことが原因なのか、全く仕事のオファーがなく「銀座を歩いていると、ホステスのスカウトはよくされました」と苦笑い。その時に女性マネジャーから“化粧”“パーマ”“真っ赤なマニキュア”をやめたほうがいいとアドバイスされ、素直に従ったところ「オーディションに受かるようになり、朝ドラの出演も決まりました」と、大きなチャンスが到来。「マネジャーの言うことは聞いておくもんだわ」と振り返った。

女優デビュー後の23~26歳ぐらいまでが「モテ期だった」と笑う萬田は、当時何人もボーイフレンドがいたそうで「物は捨てられないけど、男は捨てられる」と豪語していたらしい。「今思うと、冷や汗が出ますね(笑)」と、若さ故の怖いもの知らずな自分の発言に恐縮していた。

記憶の中で今でもきらめく1曲は、映画『小さな恋のメロディ』の主題歌であるビー・ジーズの「メロディ・フェア」。中学2年生の時に、この映画を見て恋に憧れたという、青春の思い出が詰まった一曲を紹介した。

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