波瑠主演の連続ドラマ『あなたのことはそれほど』（TBS系列、毎週火曜22:00～）の第10話が、6月20日に15分拡大で放送。最終話となる今回は、不倫妻・美都（波瑠）を一途に愛し続ける涼太（東出昌大）が、美都の不倫相手・有島に強く詰め寄る。

本作は、2組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる予測不能な恋愛模様を描いたラブストーリー。主人公・渡辺美都、美都の夫・渡辺涼太、もう一組の夫婦で聡明な妻・有島麗華（仲里依紗）、麗華の夫で美都の不倫相手・有島光軌といった既婚者たちが、いびつな四角関係を展開。涼太を顧みない美都の身勝手な行動に、ネット上では不倫に対するさまざまな意見が飛び交ったほか、涼太の狂気的とも言える突飛な行動に、1992年放送のドラマ『ずっとあなたが好きだった』に登場した冬彦さんを重ね合わせる声も続出した。

第9話では、妊娠疑惑で揺れていた美都が、結局妊娠していなかったことが判明。涼太から離れ一人で住むアパートで、「（涼太は）父親になり損ねた」と呟いた。また有島宅では、麗華が子どもと実家へ戻ったことで、有島は一人困惑していた。

そして今回は、有島が、麗華に電話をかけるものの、冷たく突き放され一方的に切られてしまう。茫然自失の有島のもとに、涼太からの電話が。弱っている有島に対し、涼太は真顔で冷静に詰め寄る上、麗華との現状を心底楽しそうに笑う。

その後涼太は、離婚届の証人として署名捺印を頼んでいた美都の親友・香子（大政絢）に会う。すると香子は、あることに気付き、涼太の狂気に初めて触れる。

そして、ついに「離婚届を役所に送る」という涼太からのメッセージを受け取った美都。「最後に一度だけ」と、夫婦最後の晩餐を楽しむが……。