人魚姫のモデル・アマゾンマナティーにゾッコン…35歳女性研究者に密着

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海洋生物学者の菊池夢美が、6月18日(日)23時20分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に出演する。

でっぷりとした胴体に愛らしいつぶらな瞳……南米のアマゾン川流域にのみ生息し、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危急種に指定されている水性哺乳類・アマゾンマナティー。水の中で暮らす生き物ながら、魚を食べず草だけを食べるという変わった特徴を持つマナティーは「人魚姫のモデル」とも言われる存在だ。とりわけ、アマゾン川特有の透明度の低い濁った水中で一生を過ごすアマゾンマナティーは、野生個体を発見する事さえままならないためその生態は謎に包まれている。

その日本唯一の研究者として現地で活躍しているのが、京都大学野生動物研究センターの菊池だ。食用・商業用目的の乱獲によって頭数が激減し、今では保護対象となっているアマゾンマナティーの種の保全に取り組みながら、生態の謎を解き明かそうと研究を続けている。

今回は、そんな菊池に9ヵ月間密着。樹上を見ればナマケモノ、空を見上げればコンゴウインコという“大アマゾン”の森の中で、マナティーが見せる驚きの行動とは。10年以上研究を続けながらも「未だにアマゾンマナティーの事を知りたくてウズウズする」と、その魅力に惚れ込む35歳の女性研究者を追った。

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